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家庭菜園でいちごの甘い品種を育てる!おすすめの選び方と栽培のコツ

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家庭菜園でいちごの甘い品種を育てる!おすすめの選び方と栽培のコツ

こんにちは。庭と暮らす、日々のこと、運営者の「ゆう」です。

手軽なプランター栽培など、家庭菜園でいちごの甘い品種を育ててみたい方は多いですよね。

せっかくなら初心者でも失敗せず、スーパーより味が濃くて美味しい苗を選びたいところです。

また、実が甘くならないトラブルや肥料のタイミングに悩むこともあるかと思います。

この記事では、高糖度な品種の選び方から、甘さを最大限に引き出す育て方まで、皆さんの疑問を解決するポイントを詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 高糖度な品種の特徴やおすすめのいちごについて
  • 失敗しない健康的な苗の選び方と調達のポイント
  • 実を甘くするための水やりや肥料のタイミング
  • プランター栽培でも役立つ病害虫やトラブルの対策
目次

家庭菜園でいちごの甘い品種を選ぶポイント

家庭菜園でいちごの甘い品種を選ぶポイント

家庭菜園でいちごの甘い品種を育てるなら、まずは品種選びと苗の選び方が成功の鍵を握りますね。ここでは、圧倒的な甘さを持つ極甘品種や、初心者の方でも扱いやすい苗の見極め方について詳しくお話しします。

品種別の糖度ランキング

いちご品種別の糖度ランキング

いちごの甘さは、日々の水やりや肥料などの育て方である程度は引き上げられますが、最終的な限界値は「品種が持っている遺伝的なポテンシャル」でほぼ決まってしまいます。人間が舌で感じる甘さは、絶対的な「糖度(Brix値)」と「酸味」のバランス、いわゆる糖酸比で決まるんですね。一般的なスーパーマーケットに並んでいるいちごは、輸送性を重視していることもあり、糖度10度前後のものが多いのが実情です。

しかし、近年の品種改良の技術は本当に目覚ましく、ご家庭のベランダや庭先でも、糖度14度から20度にも達するような驚異的な極甘品種を楽しめるようになっています。品種ごとの特性を理解して選ぶことが、甘いいちご作りの第一歩かなと思います。参考までに、家庭菜園でも人気の高い品種を糖度の目安とともに一覧表でまとめてみました。

品種名糖度目安特徴や栽培のポイント
あまりん16〜20度圧倒的な甘味。酸味が控えめで極めて濃厚な味わい。
蜜香(みっか)14〜18度家庭菜園専用設計。強烈な甘さと芳醇な香りが特徴。
とちあいか14〜15度とちおとめに代わる主力。酸度が低く際立つ甘さで病気にも強い。
スカイベリー約14度極大粒品種。ジューシーで酸味が少なく、病気にも比較的強い。
おいCベリー13〜15度ビタミンCが豊富。果肉密度が高く、強い甘味を持つ。
紅ほっぺ13〜15度甘味と酸味のバランスが絶妙で、スイーツ加工にも向いている。
あまおう12〜13度大粒で濃厚。ブランド力が高くおなじみの品種。
かおり野約11.4度極めて低い酸度で数値以上に甘く感じる。優れた香りが魅力。
桃薫(とうくん)10〜12度桃やココナッツに似た特異な芳香を持つユニークな品種。
章姫(あきひめ)9〜10度酸味が非常に少ないため、数値以上に甘さを強く感じる。

表を見るとわかるように、同じいちごでも品種によって糖度に倍近い差があるんです。自分の好みに合った品種を見つける参考にしてみてくださいね。

おすすめの極甘品種とは

数ある品種の中でも、極上の甘さを体験したい方に私から特におすすめしたいのが、埼玉県が育成した「あまりん」ですね。平均糖度が18〜20度と非常に高く、酸味が控えめなので、口に入れた瞬間に圧倒的な甘味が広がります。(出典:埼玉県公式ホームページ『埼玉県のオリジナルいちご』)最近の品評会でも濃厚な甘み部門で最高評価を獲得するなど、現在の高糖度いちご界において最高峰のポテンシャルを秘めているんですよ。

また、サントリーフラワーズが家庭菜園向けに開発した「蜜香(みっか)」や「白蜜香」も絶対に見逃せません。こちらも糖度が14度を超え、強烈な甘さと芳醇な香りを放ちます。蜜香シリーズの最大のメリットは、家庭菜園用に専用設計されている点です。

日照条件や水やり環境が少し不安定なベランダなどでも、一般的な品種を上回る甘さを引き出しやすいように改良されているので、初心者だけどとにかく甘さを追求したい、という方にぴったりかなと思います。

初心者向けの育てやすい苗

いちご:初心者向けの育てやすい苗

「いくら甘くても、途中で枯らしちゃったらどうしよう…」と不安に思う初心者の方も多いですよね。私も最初はカビの病気で苗をダメにしてしまった苦い経験があるので、お気持ちはよくわかります。そんな方には、絶対的な糖度よりも病気への強さ(耐病性)や草勢の強さを優先した品種選びを強くおすすめします。

病気に強いおすすめ品種

  • カレンベリー「枯れないベリー」が名前の由来になるほど強健で、うどんこ病や炭疽病など主要な病害に複合的な耐性を持っています。無農薬栽培を目指す家庭菜園において、極めてリスクが低い品種ですね。
  • らくなりイチゴ:うどんこ病に強く、葉っぱが旺盛に育ち実がつきやすいので、「まずは失敗せずに収穫の喜びを味わいたい」という層に最適です。
  • よつぼし種から育てる珍しいタイプで、親株からの病気感染リスクを物理的に遮断できるため、クリーンな状態でスタートできる大きなメリットがあります。

甘さも大事ですが、まずは「しっかり収穫できた!」という成功体験を積むことが、家庭菜園を長く楽しむための秘訣ですね。

失敗しない苗の選び方

園芸業界には昔から「苗半作(なえはんさく)」という言葉があるくらい、定植する最初の苗の品質で、その後の成長や果実の糖度がほぼ決まってしまいます。ホームセンターや園芸店で苗を買う時は、いくつか絶対に確認してほしいポイントがあります。

クラウンと葉の状態をチェック

一番大事なのは「クラウン(冠部)」と呼ばれる株元の太さと充実度です。ここがいちごの生長点になる重要な部分で、直径が10mm以上あって、太くがっちりしているものを選びましょう。クラウンが細くて貧弱な苗は、内部に蓄えられている養分が少なく、後々花が咲かなかったり実が小さくなったりしやすいんです。

また、葉っぱの色が濃い緑色で全体にツヤがあり、肉厚なものが元気な証拠ですね。葉が黄色っぽかったり、斑点があったりするものは、肥料切れや病気に感染している疑いがあるので避けた方が無難です。

【苗の調達先のプチ情報】
ホームセンターは実物を見られるメリットがありますが、入荷から時間が経って弱っている苗が混ざっていることもあります。あまりんのような希少品種や、病気を持たないクリーンな「ウイルスフリー苗」を確実に手に入れたい場合は、種苗メーカーやオンライン専門店から直接お取り寄せするのも賢い選択かなと思います。

家庭菜園でいちごの甘い品種を育てる極意

家庭菜園でいちごの甘い品種を育てる極意

極甘の品種を選定できたら、次はそのポテンシャルを最大限に引き出すための育て方が重要になってきますね。水やりや肥料の管理から、ちょっとした病害虫対策まで、美味しい実を収穫するための実践的なテクニックをご紹介します。

手軽なプランター栽培のコツ

いちご:手軽なプランター栽培のコツ

いちごの根っこは浅い場所に張る「浅根性」という特徴を持っていて、酸素を非常にたくさん必要とする植物です。そのため、土の水はけ(排水性)と通気性の確保が栽培を成功させるための命綱になります。プランターで育てるなら、最初から物理性がしっかり調整されている市販の「いちご専用培養土」を使うのが、一番確実で安心ですね。鉢底には水はけを良くするため、鉢底石を必ず敷き詰めておきましょう。

絶対に守りたい「浅植え」のルール

そして、植え付ける時の最大の注意点であり、初心者が一番やってしまいがちなミスが「深植え」です。先ほどお話しした生長点である「クラウン」が土の中に完全に埋もれるように深く植えてしまうと、土の過剰な水分やカビの影響を直接受けてしまい、そこから新芽が腐って枯れる「芽枯れ」を引き起こしてしまいます。

ポットから苗を取り出すときは繊細な根鉢を崩さず、クラウンの根元が土の表面からしっかり顔を出す高さを厳守して「浅植え」にしてください。これさえ徹底すれば、初期の致死的な失敗の大部分は防げるはずですよ。

>>【完全版】狭いベランダでの家庭菜園!初心者が成功する5つの法則

糖度を上げる育て方の基本

いちごの甘さの正体である糖分(スクロースやグルコースなど)は、葉っぱの光合成によって生み出されます。つまり、たっぷり太陽の光を当てることが高糖度化の絶対条件なんです。プランター栽培の最大のメリットは「移動できること」にあります。季節や太陽の高さに合わせて、常に直射日光が一番長く当たるベランダの「特等席」へ移動させてあげてください。1日に最低でも8時間、できれば12時間以上は直射日光を当てるのが理想ですね。

メリハリのある水分コントロール

そして、甘さを極限まで引き出すためのもう一つの重要なテクニックが「メリハリのある水やり(水分ストレス)」です。「実をどんどん大きくしたい!」と思って、土が常に湿っているような過剰な水やりをすると、根が水を吸いすぎてしまい、味がぼやけた「水っぱいいちご」になってしまいます。

【水やりの注意点】
土の表面が白く乾いて、鉢を持った時に「ちょっと軽いな」と感じるまでは一切水を与えない勇気が大切です。しっかり乾いたのを確認してから、鉢底から水が溢れ出るくらいたっぷり与える。この「乾燥」と「湿潤」の反復が適度なストレスとなり、実の糖分をギュッと凝縮させてくれるんですね。ただし冬の休眠期は水をほとんど吸わないので、週に1回程度控えめにあげるだけで十分です。

実が甘くならない理由と対策

「日当たりも良いし、水やりも気をつけてるのに、どうしても実が小さくてすっぱい…」というご相談をよく受けます。その場合、株の栄養が色々なところに分散してしまっているのが一番の原因かもしれません。

植物の仕組みとして、葉っぱで作られた貴重な糖分は、実だけでなく新芽やランナーにも送られます。春になると、株元から新しい「脇芽」や「ランナー(つる)」がどんどん伸びてくるんですが、これらを放置していると、実にいくはずだった糖分がそっちに全部持っていかれてしまうんです。

不要な部分を取り除く「一点集中」作戦

収穫用のメインとなる太いクラウンだけを残して不要な脇芽は根元から取り除き、収穫が完全に終わるまでは、伸びてきたランナーも発見次第ハサミでこまめに切ってしまいましょう。栄養を少数の実に「一点集中」させることが極意です。

また、実の形がいびつだと、その凹んだ部分はうまく肥大せず甘みも乗りません。春先はベランダにミツバチなどの虫があまり来ないため、受粉不良になりがちです。花が咲いたら、晴れた日の日中に柔らかい筆や綿棒などで花の中心を優しく撫でてあげる「人工授粉」を行うと、きれいな円錐形の大粒いちごになりやすいので、ぜひ試してみてくださいね。

適切な肥料のタイミング

いちご:適切な肥料のタイミング

肥料はタイミングと成分のバランスが本当に大切で、甘さを左右する重要なポイントです。肥料の中で「窒素(N)」成分が多すぎると、葉っぱや茎ばかりが巨大化して肝心の実がつかない「つるぼけ」という現象が起きてしまいます。さらに細胞が軟弱になるため、うどんこ病などの病気やアブラムシを呼び寄せやすくなるというデメリットもあります。

甘さを引き出す肥料成分の選び方

極甘のいちごを作るなら、窒素は控えめにして、花や実の肥大を促す「リン酸(P)」や、作られた糖分を実に運んでくれる「カリウム(K)」、そして細胞を丈夫にする「カルシウム(Ca)」を意識した肥料設計が必須ですね。カルシウムを補うために、私は土作りの際に細かく砕いた卵の殻を土に混ぜ込んだりもしています。身近なもので手軽に土壌改良ができるのでおすすめですよ。市販品を使うなら、微量要素がバランス良く配合されたいちご専用肥料が一番安全で確実です。

追肥のタイミングとしては、定植から約1ヶ月後の11月と、冬の休眠から目覚めて新葉が動き出す2月下旬〜3月上旬の2回が基本となります。冬の休眠期(12月〜2月上旬)は根が肥料を吸えないので、肥料焼けを防ぐためにも絶対にあげないでくださいね。

>>家庭菜園で卵の殻を肥料にする完全ガイド!作り方と虫除けの裏技

徹底すべき病害虫対策

いちご:徹底すべき病害虫対策

せっかく愛情を込めて立派に育っても、収穫直前に病気や虫にやられてしまっては本当に悲しいですよね。家庭菜園ではできるだけ化学合成された強い農薬は使いたくないと思うので、環境を整える「事前の予防」と「物理的な防除」が肝心になってきます。

主な病気と害虫の予防策

いちごで一番怖いのが「うどんこ病」や「灰色かび病」といったカビの病気です。葉や実が白い粉を吹いたようになったり、カビて腐ってしまったりします。これらを防ぐには、何よりも風通しを良くすることと、泥はねを防ぐことが重要です。株元に敷きワラや黒いビニールマルチを敷いて、葉や実が直接土に触れないようにガードしましょう。

また、アブラムシやハダニといった微小な害虫も厄介ですね。アブラムシはキラキラと光る反射光を極端に嫌う習性があるので、プランターの周囲にアルミホイルやCDの裏面を吊るしておくのが効果的です。ハダニは乾燥した環境を好むため、水やりのついでに葉の裏側にもサッと水を吹きかける(葉水・シリンジ)ことで、大発生を強力に予防できます。

さらに、赤く熟した甘い実は、ナメクジや鳥たちの大好物でもあります。ナメクジ対策としてプランターは直接地面に置かずブロックやすのこの上に乗せ、鳥害対策として収穫が近づいたら防鳥ネットを隙間なく張って、大切な果実をしっかり守り抜いてくださいね。

>>家庭菜園で元が取れる野菜ベスト5!初心者の食費を減らす育て方

家庭菜園のいちご作り!ぶっちゃけQ&Aコーナー

ぶっちゃけ、ベランダ栽培でスーパーのいちごより甘くできるの?

これ、よく聞かれるんですが……ちゃんとやればスーパー超えも全然夢じゃないです!ただ、正直なところ「日当たり」がすべてと言っても過言じゃないですね。日陰のベランダだと、いくら品種が良くても正直キツイです(笑)。我が家も一番日当たりのいい特等席をいちごに陣取られてますが、自分で育てた完熟いちごのあの甘さを知ると、もう場所は譲れません!

プランターや土は100均の安いものでも育ちますか?

結論から言うと育ちますが、私なら迷わずホームセンターで「いちご専用培養土」を買っちゃいますね。100均の土って水はけがイマイチなことが多くて、いちごの根っこが腐りやすいんですよ。過去にケチって安い普通の土でやって、見事に枯らして大失敗した経験があるので……数百円の差なら、最初から安心を買っちゃいましょう!

冬の間は寒そうだから、部屋の中に入れた方がいいですよね?

ストップ!それ、いちご栽培あるあるの罠です(笑)。いちごは冬の厳しい寒さをしっかり経験しないと、春に花を咲かせるスイッチが入らない仕様なんです。私も初めて育てた時、「寒そうで可哀想……」って過保護に部屋へ入れちゃって、春に葉っぱばかり茂って実が全然つかずに泣きました。冬は外に出しっぱなしで全然大丈夫ですよ!

アブラムシとか、虫がつくのが本当に嫌なんですが……

わかります、せっかくの実につく虫はテンション下がりますよね。無農薬でやりたいなら、ぶっちゃけ「防虫ネットで完全防備」が最強です。ただ、防ぐだけじゃなくて肥料(特に窒素)をあげすぎるとアブラムシが爆湧きするので要注意。私は少しでも見つけたら、ガムテープでペタペタと地道に捕獲してます。ちょっと面倒ですが、美味しいいちごを死守するためと思って一緒に頑張りましょう!

家庭菜園でいちごの甘い品種を楽しむまとめ

ここまで、家庭菜園でいちごの甘い品種を上手に育てて、スーパーの高級品を超えるような極上の甘さを引き出す栽培のコツについて詳しくお話ししてきました。

いちごの栽培は秋の定植から春の収穫まで、約半年以上という長い期間がかかります。水やりのタイミングに気を配ったり、次々と出てくるランナーをこまめにカットしたりと、少し手間がかかるのも事実です。しかし、だからこそ自分が丹精込めて育て上げ、株の上で完全に「樹上完熟」させた採れたての甘いいちごを頬張った時の感動は、言葉では言い表せないほど素晴らしいものがあります。

まずは自分の環境やスキルに合った「育てやすい甘い品種」を選ぶことから始めてみてください。そして、浅植えの徹底、たっぷりの日当たりの確保、メリハリのある水分ストレスの付与、適切な人工授粉など、この記事でご紹介した一つひとつの作業を楽しみながら実践してもらえれば嬉しいです。きっと、甘くて美味しいいちごがたくさん収穫できるはずですよ。

【※最後に大切な確認です】
記事内で紹介している糖度や栽培時期などの数値データは、あくまで一般的な目安となります。お住まいの地域の気候やその年の天候によっても生育状況は変わってきます。また、農薬や肥料の使用についてはメーカーの公式サイト等で正確な情報や最新の使用基準を必ずご確認いただき、最終的なご判断はご自身の責任で行っていただくようお願いいたしますね。

>>家庭菜園のいちごを甘くする方法!初心者も成功する4つの極意

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