こんにちは。庭と暮らす、日々のこと、運営者の「ゆう」です。
お部屋の観葉植物をもう少しおしゃれに飾りたいけれど、高い鉢を買うのはちょっと勇気がいるなと悩んでいませんか。
実は私も、以前はそう思っていました。
でも最近は、鉢カバーを100均のアイテムで代用したり、サイズや高見えするデザインを上手に選んだりすることで、驚くほど素敵なインテリアが作れるんです。
この記事では、ダイソーやセリアで見つかるおすすめグッズの紹介から、ゴミ箱や紙袋を使った意外なリメイク方法、そして植物を元気に育てるための底上げやカビ対策まで、私の経験を交えてたっぷりお話しします。
北欧風や韓国風、ナチュラルなテイストなど、好みのスタイルに合わせて、DIYや作り方も楽しみながら、理想のグリーンライフを叶えてみましょう。
- ダイソーやセリアで買える「高見え」する鉢カバーの選び方がわかる
- ゴミ箱や紙袋など意外なアイテムを代用するおしゃれなテクニックがわかる
- 植物が埋もれないための「底上げ」方法やカビを防ぐコツがわかる
- 簡単なDIYやリメイクで自分好みのインテリアを作るヒントが得られる
鉢カバーを100均で代用するおしゃれな選び方

「えっ、これが100円?」と思わず言いたくなるようなアイテムが、最近の100円ショップには本当にたくさんありますよね。特にガーデニング用品の進化は目覚ましく、専門店顔負けのクオリティのものも増えてきました。ここでは、そのまま使える既製品から、本来は別の用途で売られているけれど鉢カバーとして優秀な「代用アイテム」まで、私が実践している賢い選び方をじっくりとご紹介します。
ダイソーやセリアにある高見え商品を比較
まずはお店ごとの特徴をしっかり押さえておくと、効率よくお目当てのアイテムが見つけられます。私が日頃から「セリアパトロール」や「ダイソー巡り」をしていて感じるのは、明確に「機能性とバリエーションのダイソー」と「トレンド感とデザインのセリア」という住み分けがあるということです。
ダイソーの強みは、なんといってもその圧倒的な商品数と実用性へのこだわりですね。例えば、園芸コーナーに行くと、プラスチック製の鉢だけでも数えきれないほどの種類があります。中でも私が特に推したいのが、PET素材のクリア植木鉢です。ガラスのように透明度が高く、光をキラキラと反射するので、水耕栽培やハイドロカルチャー用として使うと、根っこの成長まで見えてすごくおしゃれなんです。シンプルで無駄のないデザインは、モダンなインテリアにもスッと馴染みます。
また、ダイソーには「周辺グッズ」の充実ぶりにも驚かされます。重たい観葉植物を掃除のたびに持ち上げるのは大変ですが、ダイソーのキャスター付き「鉢置台」を使えば、指一本でスイスイ移動できます。黒やブラウンだけでなく、テラコッタ風のカラー展開があったりするのも憎い演出ですよね。実用性を重視して、植物の管理を楽にしたいなら、まずはダイソーをチェックするのが正解かなと思います。
一方、セリアは「これ可愛い!部屋に置きたい!」と直感的に思わせるデザイン力の高さが魅力です。セリアの商品は、雑貨屋さんで売っていてもおかしくないような、マットな質感やニュアンスカラーのものが多く揃っています。最近SNSでも話題になったのが、冬限定で登場した「ふわふわ伸縮鉢カバー」です。これは名前の通り、モコモコとしたニット素材で作られていて、まるで植物に靴下を履かせるような感覚で使うアイテムなんです。
プラスチックの冷たい質感を隠して、一気にお部屋を温かみのある北欧風に変えてくれる優れものです。筒状で底がないタイプなので、鉢のサイズに合わせて折り返して長さを調整できるのも、ユーザー目線で作られているなと感心しました。
| ショップ | 強み・特徴 | おすすめアイテム | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| ダイソー | サイズ展開と機能性 | クリア鉢、キャスター台、木製スタンド | 実用性重視、管理を楽にしたい人 |
| セリア | トレンドとデザイン | ニット素材カバー、英字プリント紙袋 | インテリア重視、季節感を出したい人 |
| ワッツ・キャンドゥ | DIY素材・ナチュラル | ワイヤーゴミ箱、木製組み立てカバー | ハンドメイド好き、人と被りたくない人 |
5号や大型サイズも100均で見つかるか
観葉植物を育てていると、成長に合わせて鉢のサイズも大きくなっていきますよね。「デスクに置くような小さな多肉植物用なら100均にもあるけど、リビングの主役になるような大きな植物用はあるの?」という疑問、本当によくわかります。結論から言うと、100均でも大型サイズに対応するアイテムは見つかりますが、少し視点を変える工夫が必要になってきます。
まず、基本的なサイズ感として、3号(直径約9cm)から5号(直径約15cm)くらいのサイズであれば、園芸コーナーにある鉢やカバーがそのまま使えます。このサイズ帯は100均の主戦場なので、陶器風のプラスチック鉢や、バンブーファイバーなどのエコ素材を使ったおしゃれなものが豊富に見つかるはずです。
しかし、問題はそれ以上の大きさ、特に8号(直径24cm)や10号(直径30cm)といった大型サイズです。さすがにこれだけの大きさの陶器製鉢カバーとなると、物流コストや原材料費の関係で、100円(あるいは300円〜500円商品)で提供するのは難しいのが現状のようです。実際に売り場を探しても、大型の「鉢カバーそのもの」はほとんど見当たりません。
でも、諦めるのはまだ早いです。ダイソーでは時々、8号サイズに対応する「アイアン製の鉢スタンド」が販売されていることがあります。これは鉢をすっぽり覆うカバーではありませんが、シンプルな鉢をこのスタンドに乗せるだけで、高低差が生まれて一気に垢抜けた印象になるんです。床に直置きするよりも通気性が良くなるので、植物の健康面でもメリットがあります。
また、最近では500円〜1000円ラインの商品として、布製のランドリーバスケットや収納ボックスが販売されていますよね。実はこれが、大型植物の鉢カバーとして大活躍するんです。特に麻風の素材や、厚手のキャンバス生地のものは、ナチュラルなインテリアにぴったり。内側がコーティングされているタイプなら、多少の水濡れも安心です。「園芸用品」という枠にとらわれずに店内を見渡してみると、意外な解決策が見つかるのが100均の面白いところだと私は思います。
ゴミ箱を鉢カバーに代用するテクニック

私がこれまでに試してきた中で、最もコストパフォーマンスが良く、かつおしゃれに仕上がると確信しているのが、「ゴミ箱(ダストボックス)」を鉢カバーとして使うというテクニックです。「えっ、ゴミ箱? それって貧乏くさくない?」と驚かれるかもしれませんが、実は構造的に見ても、ゴミ箱は鉢カバーに最適な条件を備えているんです。
ゴミ箱が鉢カバーに向いている理由
- 形状の共通点:底があって上部が開いている筒状の構造は、鉢カバーと全く同じです。
- デザインの多様性:生活感を隠すためにデザインされたゴミ箱は、ブリキ風、木目調、ワイヤー、ラタン風など、非常におしゃれなものが増えています。
- サイズ感の妙:一般的な部屋用ゴミ箱は、5号〜6号サイズの鉢がすっぽりと収まる絶妙な大きさなんです。
実際に私が愛用しているのは、セリアで購入したマットなブラックのプラスチック製ゴミ箱と、ダイソーの300円商品であるブリキ缶風のゴミ箱です。プラスチック製のほうは、表面がザラッとしたマット加工が施されているため、安っぽいテカリが全くありません。そこにモンステラのような切れ込みのある葉を持つ植物を入れると、モダンで都会的な雰囲気が演出できます。
ブリキ缶風のゴミ箱は、インダストリアル(工業的)なインテリアや、男前インテリアとの相性が抜群です。使い込んだようなエイジング加工がプリントされているものもあり、これが100均アイテムだとは誰も気づきません。ゴミ箱として売られているので、当然ながら底には穴が開いていませんが、鉢カバーとして使う分には水漏れの心配がなく、むしろ好都合なんです。
ポイントは、「園芸コーナーだけでなく、インテリアコーナーや収納コーナー、清掃用品コーナーもくまなくチェックすること」です。特に「ワイヤーバスケット」のような商品は、中に麻布やヤシ繊維(ココヤシファイバー)を敷くことで、通気性抜群のおしゃれな鉢カバーに早変わりします。既成概念を捨てて、「これに植物を入れたらどうなるかな?」という視点で店内をパトロールするのは、まるで宝探しのようでワクワクしますよ。
紙袋やリメイクでおしゃれな北欧風にする

もっと手軽に、そして今の気分に合わせて着せ替えを楽しみたいなら、「紙袋(ペーパーバッグ)」を使ったスタイリングがおすすめです。海外のインテリア雑誌やSNSで、無造作な紙袋に観葉植物を入れている写真を見たことはありませんか? あの「こなれ感」あふれるスタイル、実は100均のアイテムだけで簡単に再現できるんです。
用意するのは、ダイソーやセリアのラッピングコーナーにある厚手のクラフト紙袋、もしくはマチの広いギフトバッグです。最近では、輸入食品店のようなおしゃれな英字ロゴが入ったデザインや、フランス語がプリントされたシックなものなど、そのまま額に入れて飾りたくなるようなデザインが豊富に揃っています。
ただ、買ってきたばかりの紙袋をそのまま使うと、どうしても「あ、紙袋に入れたんだな」という不自然さが残ってしまいます。そこで重要なのが、「クリンクル加工(シワ加工)」というひと手間です。やり方はとても簡単。新品の紙袋を、思い切って手でクシャクシャに丸めてしまうんです。一度広げて、また別の角度から丸めて……というのを2〜3回繰り返すと、紙の繊維がほぐれて、まるで使い込んだレザーや布のような柔らかい風合いが生まれます。
このシワ加工を施した紙袋に鉢を入れるのですが、この時、袋の口(上部)を外側にクルクルとラフに折り返すのがポイントです。こうすることで、紙袋の縁(リム)が補強されてしっかり自立するようになりますし、鉢の高さに合わせてジャストサイズに調整することができます。プラスチックの鉢が見えなくなるまで折り返せば、生活感が完全に消え、カフェの片隅にあるようなおしゃれなグリーンの完成です。
紙袋を使う際の注意点
紙袋は水に弱いため、水やりの際は必ず鉢を取り出す必要があります。また、紙が湿気を吸うとカビの原因になることがあるため、湿度の高い場所は避け、風通しの良い場所に置くのが長持ちの秘訣です。
マクラメ編みやワイヤー素材でDIYする
「既製品では満足できない」「自分だけのオリジナルアイテムを作りたい!」というDIY好きさんには、もう少し手を加えたカスタマイズをおすすめします。私が特にハマったのが、キャンドゥなどで売っている「ワイヤーゴミ箱」と「毛糸」を組み合わせたリメイクです。
材料は、網目の粗い金属製のワイヤーゴミ箱と、手芸コーナーにある極太の毛糸(ダイソーの「エアリーニット」などがおすすめ)だけ。作り方は非常にシンプルで、ワイヤーの網目に毛糸を交互に通していくだけです。これは「ウィービング(織り)」と呼ばれる技法なのですが、特別な道具は一切不要で、指だけでスイスイ編めてしまいます。
無機質で冷たい印象のワイヤーゴミ箱が、毛糸を通すことで一瞬にして温かみのあるニットバスケットに変身します。冬はウール素材の毛糸でほっこりと、夏は麻紐やTシャツヤーンを使って涼しげに……といった具合に、季節に合わせて素材を変えられるのも手作りならではの楽しみ方です。通気性も確保されるので、植物にとっても快適な環境を作ってあげられます。
また、空間を有効活用するなら「マクラメプラントハンガー」の自作にも挑戦してみましょう。難しそうに見えますが、実は100均の麻紐やコットンロープがあれば、数種類の結び方を覚えるだけで作れてしまいます。基本となる「平結び(ひらむすび)」さえマスターすれば、鉢を包み込むネット部分は完成します。吊り下げ用のリングには、カードリングやステンレスリングを代用すればOK。
材料費わずか数百円で、天井やカーテンレールからグリーンを吊るす「ハンギングスタイル」が実現します。床に物を置きたくない方や、小さなお子様やペットがいて鉢を倒されるのが心配な方にも、この吊るすスタイルは本当におすすめですよ。
観葉植物に合う素材やデザインの探し方
100均には本当に多種多様なアイテムがあるので、いざお店に行くと「どれを選べばいいんだろう?」と迷ってしまうこともあるかもしれません。そんな時は、闇雲に探すのではなく、「お部屋のテイスト」と「植物の形」という2つの軸で考えてみると、失敗が少なくなります。
まず、お部屋のテイストに合わせる場合です。 例えば、木製の家具が多い「ナチュラル・北欧風」のお部屋なら、素材感を合わせるのが鉄則です。カゴ(バスケット)やクラフト紙、あるいは白やベージュのニット素材などがよく馴染みます。ダイソーのアカシア木材を使ったプランターカバーなども良いですね。
コンクリート打ちっぱなしや、黒いアイアン家具が多い「インダストリアル・男前インテリア」なら、ブリキ缶、スチール製のワイヤー、あるいはマットブラックのプラスチック製品などがハマります。素材の持つ「硬さ」や「重厚感」を取り入れることで、空間全体が引き締まります。
次に、植物の形との相性です。 モンステラやポトスのように、葉が横に広がるボリュームのある植物には、足元に安定感を持たせるために、重心の低いどっしりとしたカゴ素材などが似合います。逆に、サンスベリアのようにスラっと縦に伸びる植物には、スタイリッシュなブリキ缶や、縦のラインが強調されるようなデザインのカバーを合わせると、全体のシルエットが美しくまとまります。
洋服のコーディネートを考えるように、「この植物にはどんな服(カバー)が似合うかな?」と想像しながら選ぶ時間は、植物好きにとって至福のひとときです。100円だからこそ、普段は選ばないような色や柄にも気軽にチャレンジできるのが嬉しいですよね。
鉢カバーは100均のグッズで底上げ等の工夫を

気に入ったデザインのゴミ箱や収納ボックスが見つかって、「これで完璧!」と思って家に持ち帰っても、いざ植物を入れてみると「あれ? なんか変……」となることがあります。特に100均アイテムを本来の用途とは違う形で代用する場合、「サイズが深すぎる」「通気性が悪くてカビそう」といった問題に直面することが多いんです。でも安心してください。ちょっとした工夫と、100均で買える別のアイテムを組み合わせることで、これらの問題は驚くほど簡単に解決できます。
深すぎるゴミ箱は底上げで高さ調整する
ゴミ箱を鉢カバーとして代用する際に、最も頻繁に起こるのが「深すぎて植物がズボッと埋もれてしまう問題」です。ゴミ箱は容量を確保するために深めに作られていることが多いので、背の低い鉢を入れると、植物の株元まで隠れてしまい、日光が当たらなくなったり、見た目のバランスが悪くなったりします。
これまでに、「底にタオルを詰め込んで高さを出す」とか「発泡スチロールのブロックを入れる」といった方法を試したことがある方もいるかもしれません。でも、タオルは湿気を吸ってカビの温床になりやすいですし、発泡スチロールは安定感がイマイチで、鉢がグラグラしてしまうことがあります。そこで私がたどり着いた、最も安定的で衛生的な解決策が、「L字金具とプラダンを使った構造的な底上げ」です。
最強の底上げテクニック:手順詳細
- 位置を決める:まず、ゴミ箱の中に鉢を入れてみて、「このくらいの高さにしたい」という理想の位置(深さ)を定規で測り、ゴミ箱の内側に印をつけます。
- 土台を作る:セリアなどで売っている「L字金具(コーナー金具)」を3〜4個用意します。印をつけた高さに合わせて、この金具を内側に等間隔で取り付けます。ゴミ箱が柔らかいプラスチックなら画鋲でブスッと刺して固定できますし、硬い素材なら強力な両面テープや接着剤を使います。
- 底板を乗せる:ダイソーの「プラスチックダンボール(プラダン)」を、ゴミ箱の内部の直径に合わせて円形に切り出します。通気性を良くするために、真ん中にいくつか穴を開けておくとベストです。これを先ほどの金具の上に乗せれば、「偽の底」の完成です。
この方法の素晴らしいところは、鉢の下に完全な空洞ができることです。空気が循環するので根腐れのリスクが減りますし、L字金具の位置を変えれば、植物の成長に合わせていつでも高さを微調整できます。数百円の材料費と少しの手間で、プロが使うような機能的な鉢カバーに生まれ変わらせることができるんです。
カビ対策とインナーポットの重要な役割
100均のゴミ箱や収納ボックスを鉢カバーとして使う際に、避けて通れないのが「通気性」の問題です。本来の植木鉢(特に素焼きの鉢など)は、側面から水分が蒸発するようにできていますが、プラスチック製のゴミ箱やビニールコーティングされた紙袋は、空気や水分をほとんど通しません。この状態で、土を直接入れてしまうとどうなるでしょうか。
答えは、植物にとっての最悪の環境、すなわち「蒸れ」と「窒息」です。逃げ場を失った水分はいつまでも土の中に留まり、根っこが呼吸できずに腐ってしまう「根腐れ」を引き起こします。さらに恐ろしいのが「カビ」の発生です。特に梅雨の時期や、暖房で結露しやすい冬場の窓辺などは要注意です。カバーの内側に湿気がこもり、気づいたら土の表面やカバーの底に白いフワフワとしたカビがびっしり……なんてことになりかねません。
こうしたトラブルを未然に防ぐために、以下の「鉄の掟」を必ず守ってください。
鉢カバー使用時の「鉄の掟」
- インナーポット(二重構造)の徹底:
カバーに直接土を入れるのは厳禁です。必ず、植物はプラスチック製の「インナーポット(栽培用の鉢)」に植え込み、その鉢ごとカバーに入れる「二重構造」にしてください。こうすれば、植物とカバーの間に空気の層ができ、温度変化や湿気の影響を緩和できます。 - 定期的な換気タイム:
1週間に一度くらいのペースで、植物をカバーから取り出して、風通しの良い場所に置いてあげてください。その間にカバーの内側をアルコール除菌シートなどで拭いて乾燥させると、カビの胞子をリセットできて衛生的です。 - サーキュレーターの活用:
部屋の空気が淀んでいるとカビのリスクが高まります。サーキュレーターを使って部屋の空気を循環させ、鉢周りの湿気を飛ばしてあげるのが、植物を元気に育てるプロのコツです。
「たかが100円のカバーだし」と侮るなかれ、植物の命を守るためには、こうした衛生管理こそが何よりも重要になります。特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、カビによる健康被害も心配ですから、清潔な環境づくりを心がけたいですね。
水やりや受け皿に関するよくある質問
SNSやブログの読者の方から、鉢カバーに関して最も多く寄せられる質問が、「水やりの時はどうすればいいの? カバーをつけたままあげてもいい?」というものです。毎日のことですから、できるだけ楽をしたいという気持ち、痛いほどわかります。
しかし、結論から申し上げますと、基本的には「水やりの際は必ずカバーから取り出す」のが正解です。これには明確な理由があります。
100均のゴミ箱や紙袋には、底に水抜きの穴が開いていません(当たり前ですが)。もしカバーをつけたまま水をあげると、余分な水がカバーの底にどんどん溜まっていきます。植物の根は水に浸かりっぱなしの状態になり、あっという間に腐って枯れてしまいます。「溜まった水を後で捨てればいいや」と思っても、重たい鉢を持ち上げて水を捨てるのは意外と重労働ですし、うっかり忘れてしまうことも多いものです。
ですので、水やりの手順としては以下をルーティンにしてください。
- 植物(インナーポット)をカバーから取り出す。
- キッチンや浴室、ベランダなどに移動させる。
- 鉢底から水がジャバジャバ出るまで、たっぷりと水を与える。
- 【最重要】水が完全に切れるまで10〜15分ほど放置する。
- 鉢底から水が垂れなくなったら、カバーに戻す。
「でも、大型の観葉植物で重すぎて移動できない場合はどうするの?」という声も聞こえてきそうですね。その場合は、カバーの内部(底)に、必ず「鉢受け皿」をセットしてください。そして、水やりをして受け皿に水が溜まったら、スポイトやタオル、あるいはペットシーツなどを使って、溜まった水をすぐに吸い取って除去します。このひと手間を惜しまないことが、100均アイテムを使って長く植物を楽しむための秘訣です。
ちょっとした裏技
大型植物の水やりが大変な時は、100均でも売っている「給水キャップ(ペットボトルにつけるノズル)」などを使って、水が溢れないように少しずつあげるのも手です。ただし、時々はたっぷりと水を流して、土の中の老廃物を押し出してあげる必要があります。
賃貸でも安心な置き場所とインテリア実例
「うちは賃貸アパートで狭いから、床に鉢を置くスペースなんてない」と諦めている方はいませんか? 実は、狭いお部屋こそ「浮かせる収納」や「デッドスペースの活用」が効果的なんです。100均アイテムを駆使すれば、床面積を減らさずに緑あふれる空間を作ることができます。
まずおすすめしたいのが、ダイソーなどで手に入る「キャスター付き鉢置台」や「フラワースタンド」の活用です。床に直置きすると、掃除機をかけるたびに持ち上げなければならず、そのうち掃除が億劫になって鉢の周りにホコリが溜まりがち……なんて経験はありませんか? キャスター台に乗せておけば移動はスムーズですし、スタンドを使って高さを出せば、床と鉢の間に空間が生まれて部屋が広く見える視覚効果もあります。「抜け感」を出すことは、狭い部屋を広く見せるインテリアの基本テクニックの一つです。
また、壁や空中を活用する「ハンギング」も賃貸の強い味方です。
「鴨居(かもい)フック」や「突っ張り棒」を使えば、壁に穴を開けずに植物を吊るすことができます。例えば、窓際に突っ張り棒を一本渡し、そこに先ほど紹介したマクラメ編みのプラントハンガーをいくつか吊るしてみてください。カーテン越しに柔らかな光を浴びる植物たちは本当に美しいですし、床に何もないのでロボット掃除機もスイスイ走れます。
私の友人の例を紹介すると、ダイソーの「ワイヤーネット」を壁に立てかけ、そこにS字フックで小さな鉢をいくつも引っ掛けて「壁面緑化」を楽しんでいました。これなら、たった数センチの奥行きがあれば実現可能です。100均には「壁に付ける棚(石膏ボード用ピンで固定するタイプ)」なども売っていますので、軽量な多肉植物ならそういった棚に並べるのも可愛いですね。
| 置き場所 | 100均活用アイテム | メリット |
|---|---|---|
| 床置き(浮かせる) | キャスター台、アイアンスタンド | 掃除が楽、通気性アップ |
| 窓際・空中 | 突っ張り棒、S字フック、麻紐 | 日当たり確保、デッドスペース活用 |
| 壁面 | ワイヤーネット、石膏ボード用棚 | 省スペース、アートのように飾れる |
鉢カバーを100均で活用するポイントまとめ
ここまで、100均アイテムを使った鉢カバーの選び方から、プロ顔負けの代用テクニック、そして植物を健やかに育てるための管理方法まで、長々とお話ししてきました。最後に、この記事のエッセンスをぎゅっと凝縮してまとめたいと思います。
これだけは覚えておきたい!100均鉢カバー術
- 適材適所で選ぶ:機能性重視ならダイソー、デザイン重視ならセリア。自分の重視するポイントに合わせてお店を使い分けましょう。
- 「代用」こそが鍵:園芸コーナーだけに縛られず、ゴミ箱や紙袋、収納ボックスなど、自由な発想で「鉢カバーに見えるもの」を探しましょう。
- 見えない部分を工夫する:深すぎる場合は「L字金具+プラダン」で底上げを。このひと手間で、見た目のバランスと通気性が劇的に改善します。
- 衛生管理を怠らない:カビと根腐れは植物の敵。「二重構造」と「水切り」を徹底し、時には風に当ててあげてください。
「インテリアにお金をかけられない」というのは、決して植物のある暮らしを諦める理由にはなりません。むしろ、100円ショップという身近な場所にあるアイテムを、自分のアイデアと工夫で素敵なインテリアに変身させるプロセスこそが、何よりも贅沢で楽しい時間だと私は思っています。
誰かに「これ、どこで買ったの?」と聞かれた時に、「実はこれ、100均のゴミ箱で作ったんだよ」と答えて驚かれる時の快感は、何物にも代えがたいものがあります(笑)。
ぜひ皆さんも、この記事をヒントに、自分だけの「高見え鉢カバー」を作ってみてください。植物と暮らす毎日が、今よりもっと楽しく、豊かなものになりますように。
