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長柄草刈り鎌のおすすめと選び方!腰痛対策に最強な1本はこれ

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長柄草刈り鎌のおすすめと選び方!腰痛対策に最強な1本はこれ

腰痛で、大好きな庭仕事を諦めかけていませんか?その痛み、実はあなたの「年齢」のせいではなく、使っている「道具」のせいかもしれません。

こんにちは。庭と暮らす、日々のこと、運営者の「ゆう」です。

週末の朝、気持ちよく晴れた庭を見ると「さあ、きれいにしよう!」と意気込むものの、雑草だらけの地面を前にして、つい溜息が出てしまうことってありますよね。

特に、しゃがみ込んでの草むしりは、ものの10分もすれば膝が痛み出し、30分後には腰が悲鳴を上げ始めます。

そして翌朝、ベッドから起き上がるのさえ辛いほどの腰痛に襲われる…。こんな経験を繰り返していると、せっかくの庭仕事が「苦行」になってしまいます。

でも、もし「立ったまま」「力を入れずに」「撫でるように」雑草がなくなっていくとしたらどうでしょう?

実は、道具を「長柄(ながえ)の草刈り鎌」に変えるだけで、嘘のように身体が軽くなるんです。

長年、腰痛と戦いながら庭管理をしてきた私がたどり着いた、身体をいたわりながら効率的に作業できる「魔法の杖」のような道具たち。

今回は、もう二度と腰を痛めたくないあなたのために、本当に選ぶべき長柄鎌の正解を余すことなくお伝えします。

この記事でわかること
  • 雑草の種類や生え方に合わせた、失敗しない長柄鎌の選び方
  • 手入れの手間と切れ味、どちらを取る?ステンレスと鋼の徹底比較
  • 女性やシニアの方でも驚くほど軽く扱える、アルミ柄ハンドルのメリット
  • 道具を長く愛用し続けるための、プロ直伝の正しい使い方と保管術
目次

長柄の草刈り鎌でおすすめの選び方と種類

長柄の草刈り鎌でおすすめの選び方と種類

ホームセンターの園芸コーナーに行くと、壁一面にずらりと並んだ鎌の数々に圧倒されてしまった経験はありませんか?「どれも同じように見えるし、とりあえず一番安いのでいいか」と選んでしまうのが一番もったいないパターンです。実は、長柄の鎌には明確な「得意分野」があります。あなたの庭に生えている雑草のタイプや、ご自身の体力、そして性格(マメかズボラか!)に合わせて最適な一本を選ぶことが、快適な庭仕事への第一歩です。ここでは、私が実際に数々の失敗を経て学んだ、絶対に外さない選び方のポイントを深掘りして解説します。

雑草の種類に合わせた鎌の選び方

まず最初に見極めるべきは、敵を知ること、つまり「あなたが刈ろうとしている雑草の正体」です。料理で魚を捌く包丁と野菜を切る包丁が違うように、草刈り鎌も対象となる植物の繊維の強さや太さによって、最適な刃の厚みや形状が全く異なります。ここを間違えると、「全然切れない」とストレスを感じたり、最悪の場合は購入初日に刃が欠けて使い物にならなくなったりします。

春先に庭を覆い尽くす、ホトケノザやハコベ、あるいは柔らかい芝生のような草。これらは水分を多く含んでおり、繊維も柔らかいです。こうした相手には、「薄鎌(うすがま)」「三日月鎌」と呼ばれるタイプが最適です。特徴はその名の通り、刃が紙のように薄く作られていること。カミソリのような鋭利さを持っているので、力を入れずにスイングスピードを上げて「スパッ」と払うだけで、面白いように草が切れていきます。腕の力ではなく、遠心力で切る感覚ですね。

一方で、夏から秋にかけて猛威を振るうススキ、セイタカアワダチソウ、あるいは篠竹(しのだけ)のような硬い植物はどうでしょうか。これらに薄鎌を使うと、一撃で刃が負けてボロボロに欠けてしまいます。こうした強敵には、刃に厚みを持たせた「厚鎌(あつがま)」「造林鎌(ぞうりんがま)」を選んでください。これらは鎌自体の重量があるので、その重さを利用して「叩き切る」ような使い方ができます。多少の小枝や太い茎でも、グシャっと押し切るパワーがあります。

さらに、メヒシバのように繊維が強くて滑りやすい草や、稲のような植物には、刃先がギザギザになった「鋸鎌(のこぎりがま)」が最強です。滑らかな刃だと逃げてしまう草も、ギザギザの刃がガッチリと食いついて、引く動作で確実に切断します。

選び方の鉄則

「大は小を兼ねる」と思って厚鎌を買うと、重すぎて春の柔らかい草刈りで疲弊します。逆に薄鎌で硬い草に挑むのは刃こぼれの原因。理想は「柔らかい草用」と「硬い草用」の2本持ちですが、まずはご自宅の庭で一番厄介だと感じている草に合わせて選んでみてください。

そしてもう一つ、忘れてはならないのが「立鎌(たちがま)」や「草削り(ホー)」と呼ばれるタイプです。これは通常の鎌とは違い、鍬(くわ)のように刃が柄に対して直角についています。草を「切る」というよりは、地面の表面ごと「削り取る」道具です。砂利敷きの駐車場や、地面にへばりつくような小さな雑草には、これが最強のソリューションになります。箒で掃くような動作で除草できるため、腰への負担は全種類の中で最も軽いと言えるでしょう。

錆びないステンレスと鋼の切れ味比較

形が決まったら、次に悩むのが「刃の素材」です。パッケージに書かれた「鋼(はがね)」と「ステンレス」の文字。価格も微妙に違うし、どっちがいいの?と迷いますよね。これは極論すると、「切れ味のロマンを求めるか」対「メンテナンスの楽さを取るか」という、あなたの性格による選択になります。

まず、日本の伝統的な「鋼(はがね)」について。これは鉄と炭素の合金で、プロの農家や職人が愛用する素材です。最大のメリットは、何と言ってもその「圧倒的な切れ味」。適切に研がれた鋼の鎌は、草に触れた瞬間に抵抗なく繊維を断ち切ります。この「サクッ」という感触は、一度味わうと病みつきになる快感です。また、自分で研ぎ直しやすいのも特徴で、メンテナンスさえすれば10年、20年と使い続けられる一生モノの道具になり得ます。

しかし、鋼には「錆(サビ)」という最大の弱点があります。草の水分や樹液がついたまま一晩放置すれば、翌朝には真っ赤に錆びてしまいます。使用後は必ず水洗いし、水分を完全に拭き取り、さらに椿油や防錆油を塗って保管する…。この一連の儀式を「道具への愛着」として楽しめる方には、間違いなく鋼がおすすめです。

対して「ステンレス」は、現代の忙しいガーデナーの救世主です。クロムを含んでいるため非常に錆びにくく、使った後に水でジャブジャブ洗って、乾いた布で拭くだけでOK。油を塗る手間も(基本的には)不要です。「週末だけサクッと作業したい」「道具の管理に時間をかけたくない」という方には、この手軽さは涙が出るほどありがたいはずです。

スクロールできます
比較項目鋼(はがね)ステンレス鋼
初期の切れ味★★★★★(極めて鋭い)★★★★☆(実用上十分)
切れ味の持続性★★★★★(硬度が高い)★★★☆☆(やや劣る場合も)
錆びにくさ★☆☆☆☆(即錆びる)★★★★★(非常に強い)
研ぎやすさ★★★★★(バリが出やすい)★★☆☆☆(粘りがあり難しい)
おすすめな人道具の手入れが好きなこだわり派手軽に使いたい効率重視派

「でも、ステンレスって切れないんでしょ?」というのは一昔前の話。最近のステンレス鎌は、特殊な熱処理や刃付け技術によって、家庭用としては十分すぎるほどの切れ味を持っています。特に、異なる金属を組み合わせた「複合材」のステンレス鎌などは、鋼に近い切れ味とステンレスの防錆性を両立したハイブリッドな製品も登場しています。

私個人のアドバイスとしては、これから初めて長柄鎌を買うという方には、迷わず「ステンレス」をおすすめします。切れ味の違いよりも、錆びさせてダメにしてしまうリスクの方が高いからです。まずはステンレスで長柄鎌の便利さを体感して、もっとこだわりたくなったら鋼に挑戦する、というステップが良いでしょう。

女性も楽な軽量アルミ柄のメリット

長柄の草刈り鎌を選ぶ際、刃と同じくらい、いえ、それ以上に重要なのが「柄(ハンドル)の素材と重さ」です。なぜなら、長柄鎌は全長が100cm〜150cmほどあり、テコの原理が働くため、先端が重いと手元にはその何倍もの負荷がかかるからです。お店で持ったときは「軽いかな?」と思っても、実際に振ってみると数分で腕がパンパンになる…というのはよくある失敗談です。

従来の鎌は「樫(かし)」や「椎(しい)」といった木製の柄が一般的でした。木柄は手触りが良く、衝撃を吸収してくれるため手が痺れにくいという素晴らしい特性があります。しかし、天然素材ゆえにどうしても重さがあり、湿気を吸ったり乾燥したりを繰り返すうちに腐食やガタつきが生じることもあります。特に女性や高齢の方、あるいは長時間作業をする方にとって、1kg近い木の棒を振り回し続けるのはかなりの重労働です。

そこで私が強く推奨したいのが、現代のスタンダードとなりつつある「アルミパイプ柄」の鎌です。アルミ柄の最大の武器は、その圧倒的な軽さ。中空構造(パイプ状)になっているため、木柄に比べて驚くほど軽量です。製品によっては「えっ、おもちゃ?」と思うほどの軽さですが、強度は十分に確保されています。

この「軽さ」は、作業効率に直結します。軽い鎌なら、振るスピードが上がります。スイングスピードが上がれば、切れ味も増します。そして何より、疲れにくい。30分作業した後の疲労感が、木柄とアルミ柄では天と地ほどの差があります。また、アルミは絶対に腐りませんし、虫に食われることもありません。屋外の物置に放置していても劣化しにくいという点は、たまにしか使わない一般家庭にとって大きなメリットです。

アルミ柄の注意点と対策

アルミ柄にも弱点はあります。一つは「衝撃吸収性が低い」こと。硬い石などをガツンと叩くと、その衝撃がダイレクトに手に伝わります。もう一つは「曲げ強度」です。草を刈る分には問題ありませんが、木の根っこを掘り起こそうとしてテコのように強く体重をかけると、パイプが「くの字」に曲がってしまうことがあります。あくまで「刈る」「削る」道具として使い、無理な力はかけないようにしましょう。

最近のアルミ柄は、手が滑らないように樹脂製のグリップが付いていたり、握りやすい楕円形の断面になっていたりと、人間工学に基づいた工夫が凝らされています。「道具は重い方が切れる」という古い常識は捨てて、ぜひ文明の利器である軽量アルミ柄を試してみてください。特に腕の力が弱いと感じている方には、感動的な使い心地を約束します。

根こそぎ抜くならモンブランが最強

「草を刈っても刈っても、またすぐに生えてくる…」。そんなイタチごっこに疲れ果てている方へ。もしあなたが「表面を刈り取る」のではなく、「根こそぎ絶滅させたい」と願っているなら、選ぶべきは「鎌」ではありません。清水製作所が展開するブランド「モンブラン(Mont Blanc)」の除草ツールこそが、あなたの救世主になります。

私が初めてモンブランの「長柄らくらく草取りヅメ」を使ったときの衝撃は忘れられません。これは一般的な鎌のような鋭い刃ではなく、先端がフォークのような二股や三股の「爪」になっています。使い方はシンプル。雑草の根元にグサッと爪を突き刺し、テコの原理でグリップを軽く手前に倒して引く。それだけです。

するとどうでしょう。「ブチブチッ」という音とともに、地中深くに張り巡らされた根っこごと、雑草がズルズルと引き抜かれるのです。カマで地上部だけをカットした雑草は数日で再生しますが、根から引き抜かれた雑草はそう簡単には復活しません。つまり、一度作業すれば、次に草が生えてくるまでの期間を劇的に長くできるのです。これを導入してから、私の庭の草取り頻度は半分以下になりました。

特に威力を発揮するのが、芝生の中に生えた雑草や、ロゼット状に地面にへばりつくタンポポやオオバコです。鎌では芝生ごと刈ってしまいそうで手が出せない場所でも、この「草取りヅメ」なら、ピンポイントで雑草だけを狙い撃ちできます。立ったまま、まるでゲームのように次々と雑草を引っこ抜いていく作業は、もはや快感ですらあります。

信頼のブランド「モンブラン」

モンブラン(清水製作所)は、金物の町・兵庫県三木市でも特に「除草」に特化したユニークな製品を開発しているメーカーです。単なる農具ではなく、現代の住宅事情に合わせたアイデア商品が多く、その機能性はプロからも高く評価されています。

ただし、弱点もあります。コンクリートのようにカチカチに固まった土や、石だらけの場所では爪が刺さらず、効果を発揮できません。ある程度、土が柔らかい花壇や畑、雨上がりの庭などで使うのがベストです。それでも、「抜く」という選択肢を長柄ツールで実現したこの製品は、間違いなくガーデニング界の傑作の一つと言えるでしょう。

(出典:株式会社清水製作所 モンブラン公式サイト

清水製作所
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コスパ優秀な千吉のステンレス鎌

ここまで読んで、「種類はわかったけど、結局どれを買えばいいの?失敗したくないから、まずは安くて良いものが欲しい」と思っている方へ。私が自信を持っておすすめする「最初の一本」は、藤原産業の「千吉(せんきち)」ブランドから出ている「アルミ柄ステンレス刈払鎌」シリーズです。

千吉は、プロ用から家庭用まで幅広いラインナップを持つ、日本の園芸ツールにおけるスタンダード的なブランドです。その中でもこの「アルミ柄ステンレス」モデルは、ここまで解説してきた「現代の草刈りに必要な要素」をすべて高次元で満たしています。

  • 軽量性:アルミパイプ柄を採用しており、女性でも片手で持てるほどの軽さ。長時間作業でも疲れにくい。
  • メンテナンス性:錆に強いステンレス刃を採用。使用後の手入れが楽で、ズボラな保管でも切れ味が落ちにくい。
  • 入手性:全国の多くのホームセンターで取り扱われており、実際に手に取って確認しやすい。
  • 価格:ここが重要ですが、非常にリーズナブル。プロ用の高級鎌が数千円〜1万円する中で、千吉のこのシリーズは手に取りやすい価格帯で販売されています。

「安いから切れないのでは?」という心配は無用です。兵庫県三木市の金物問屋としてのノウハウが詰まっており、箱出しの状態でも十分に鋭い切れ味を発揮します。柔らかい草から、多少硬くなった秋の草まで、家庭の庭レベルであればこれ一本でほぼ全てのシチュエーションに対応できる汎用性の高さも魅力です。

また、千吉の素晴らしいところは、消耗品である「替刃」や、用途別のバリエーションが豊富なことです。もし刃が欠けてしまっても、ボルトを回すだけで簡単に刃を交換できるタイプも多く販売されています。本体ごと買い替える必要がないので、SDGs的にもお財布的にも優しい設計なんですね。

「迷ったら千吉」。これは決して妥協ではなく、最も賢い選択の一つです。まずはこの一本を手に入れて、長柄鎌のある生活をスタートさせてみてください。きっと、そのコストパフォーマンスの高さに驚かれるはずです。

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腰痛対策に効く長柄草刈り鎌のおすすめ活用術

腰痛対策に効く長柄草刈り鎌のおすすめ活用術

せっかく「腰に優しい」長柄の鎌を手に入れても、使い方が間違っていては、その効果は半減…どころか、かえって別の場所を痛めてしまう原因にもなりかねません。実は、道具が変われば、身体の使い方も変える必要があるのです。ここでは、長柄鎌のポテンシャルを100%引き出し、翌日の疲れを驚くほど軽減するための「身体操作術」と「道具のケア」について、私の実体験に基づいたノウハウを伝授します。

腰を痛めない正しい姿勢と使い方

草刈りをしていて腰が痛くなる最大の原因、それは「ひねり」「手打ち」です。足を止めたまま、上半身だけを左右に振って草を刈っていませんか?この動作は、腰椎(ようつい)に雑巾絞りのような強いねじれ負荷をかけ、椎間板を痛める一番の近道なんです。

長柄鎌を使う時の理想的なフォームは、剣道やゴルフ、あるいは野球のスイングに似ています。まずは、鎌を構えたら、おへそを常に刈りたい草の正面に向けてください。右側の草を刈る時は、腰をひねるのではなく、右足を一歩踏み出して身体ごと向きを変えます。面倒に感じるかもしれませんが、この「足を使う」ことこそが、腰を守る鉄則です。

次に意識してほしいのが「パワーポジション」です。背中を丸めて前かがみになるのではなく、背筋を伸ばしたまま、膝を軽く曲げて腰を落とします。こうすることで、上半身の重さを腰一点ではなく、太ももの筋肉(大腿四頭筋)で支えることになり、腰への負担が劇的に分散されます。

そして実際の刈り方ですが、腕の力だけで鎌を振ろうとしないこと。これをしてしまうと、すぐに前腕がパンパンになり、「草刈り肘(テニス肘の一種)」になってしまいます。コツは、「体重移動」を使うこと。右足に体重を乗せて構え、左足に体重を移動させながら、その勢いで鎌を手前に引きます。腕はあくまで鎌を支えるだけで、切る力は下半身から生み出すイメージです。右手と左手の間隔を広く持つと、テコの原理が働いて、驚くほど軽い力でスパッと切れますよ。

疲れない「引き切り」の極意

鎌は「叩きつける」のではなく、刃を草に当ててから「手前に滑らせる」ように引くと最もよく切れます。包丁でお刺身を切る時と同じで、刃を長く使う意識を持つと、余計な力が抜けてスムーズに作業できます。

立ったまま作業できる柄の長さ

長柄鎌を選ぶ際、あるいは使う際に盲点になりがちなのが「柄の長さ」と「身長」のバランスです。市販の長柄鎌は1050mm(約1メートル)から1350mm(約1.35メートル)程度のものが主流ですが、このわずか30cmの差が、作業姿勢に大きな影響を与えます。

身長が高い方が短い柄の鎌を使うと、どうしても刃を地面に届かせるために深く前屈みになる必要があります。これでは、せっかくの長柄なのに腰への負担が減りません。逆に、小柄な方が長すぎる柄を使うと、取り回しが重くなり、余計な腕力を使ってしまいます。

私の経験則ですが、最適な長さの目安は「鎌を立てて持った時、グリップの端が胸の高さ〜脇の下あたりに来るもの」です。これくらいの長さがあれば、背筋を伸ばした自然な立ち姿勢のまま、刃先が地面に届くはずです。もしネット通販などで購入して実物が持てない場合は、160cm前後の身長の方なら全長1200mm程度、170cm以上の方なら1350mm程度のものを選ぶと失敗が少ないでしょう。

また、最近では柄の長さを伸縮できる「伸縮式」の長柄鎌も販売されています。家族で共用する場合や、平地と斜面で長さを使い分けたい場合には非常に便利ですが、構造上どうしても重量が増し、ガタつきが出やすいというデメリットもあります。個人的には、自分専用の「ジャストサイズ」の一本刀を見つけることをおすすめします。

切れ味が戻る簡単な研ぎ方のコツ

どんなに高価な鎌でも、使い続ければ必ず切れ味は落ちます。でも、「研ぐのが難しそうだから」といって、切れなくなった鎌を使い続けるのは絶対にNGです。切れない刃物で草を刈ろうとすると、無意識に力んでしまい、手首や肘を痛める原因になるからです。

「鎌を研ぐ」というと職人の技のように聞こえますが、実は家庭用の包丁よりもずっと簡単です。用意するのは、ホームセンターで数百円で売っている「鎌砥石(かまといし)」だけ。これは一般的な四角い砥石とは違い、断面が楕円形や円形になっていて、鎌の湾曲した刃にフィットするように作られています。

【3ステップで完了!簡単研ぎ講座】

  1. 固定する:鎌を安定した場所に置きます。地面に置いて足で柄を踏んで固定するか、逆さまにしてブロック塀の角などに引っ掛けると安定します。
  2. 表を研ぐ:砥石を水に浸し、刃のカーブに沿って、円を描くようにクルクルと動かします。刃の角度を変えず、一定のリズムで。刃先が銀色に輝くまで全体を研ぎます。
  3. 裏のバリを取る:研ぎ終わって刃の裏側を触ると、ザラザラした金属のめくれ(バリ)が出ているはずです。最後に砥石を裏側から軽く当てて、このバリをサッと取り除きます。

怪我に注意!

研いでいる最中は刃先が鋭利になっています。必ず軍手を着用し、刃の進行方向に指を置かないように注意してください。慣れないうちは、ゆっくり丁寧に行いましょう。

この作業にかかる時間は、慣れればわずか1〜2分です。作業前にササッと研ぐだけで、その日の作業効率が2倍にも3倍にもなります。「切れないストレス」から解放される快感を、ぜひ味わってください。

電動草刈機と手動鎌の使い分け

「長柄鎌もいいけど、やっぱり電動の草刈機(刈払機)の方が楽なんじゃない?」という疑問、よくわかります。文明の利器である電動ツールは確かに強力ですが、すべてを電動に頼るのが正解とは限りません。実は、プロの庭師でも「機械」と「手鎌」を明確に使い分けているのです。

電動草刈機が向いているシーン:

  • 30坪以上の広い平地を一気に刈りたい時
  • 膝丈以上に伸び切ってしまった硬い雑草の群生地
  • とにかく時間をかけずに終わらせたい時

長柄鎌が向いているシーン:

  • 早朝や夕方の作業:エンジン音やモーター音がしないので、近隣への騒音トラブルを気にせず、思い立った時にすぐ作業できます。これが最大のメリットかも。
  • 障害物の多い場所:植木、花壇のブロック、壁際、フェンス沿いなど。機械だとキックバック(刃が弾かれる現象)が怖くて攻めきれない場所も、手鎌ならミリ単位でコントロールできます。
  • ちょこっと作業:「あ、玄関前に雑草が」と思った時、重い機械を物置から出して、バッテリーをセットして…というのは億劫ですよね。長柄鎌なら、傘をさすような感覚でサッと持ち出せます。
  • 安全第一の場所:小さなお子様やペットがいる環境、あるいは飛び石で車を傷つけたくない駐車場などでは、手鎌の安全性が光ります。
比較項目長柄草刈り鎌電動刈払機
準備の手間なし(0秒)充電・給油・防具装着(数分)
静音性ほぼ無音音が出る(エンジンは騒音大)
ランニングコスト0円電気代・ガソリン代・替刃代
身体への負担有酸素運動(使いすぎは疲れる)重量を支える負担・振動障害リスク

結論として、「どちらか一つ」を選ぶ必要はありません。広い場所は機械でガーッと刈って、細かい仕上げや日々のメンテナンスは長柄鎌で。この「二刀流」こそが、最も賢く、そして美しい庭を維持する秘訣です。

長持ちさせる錆びない保管方法

お気に入りの鎌を見つけて、使い方もマスターした。最後にお伝えしたいのは、その相棒と長く付き合うための「保管術」です。「また今度使うから」と、泥がついたまま軒下に放置していませんか?それは道具への死刑宣告と同じです。

植物の樹液や水分は、想像以上に金属を腐食させます。特に酸性の樹液は、ステンレスでさえも長時間放置すればダメージを与えます。作業が終わったら、以下の3ステップを習慣にしてください。

  1. 洗う:タワシを使って、刃についた泥と草の汁をゴシゴシ洗い落とします。ここが一番重要です。
  2. 拭く:乾いたぞうきんで水分を完全に拭き取ります。濡れたまま乾かすのではなく、拭いて乾かすのが鉄則です。
  3. 油を塗る:ミシン油、クレ5-56のような防錆スプレー、あるいは食用油(酸化しにくい椿油などがベスト)を薄く塗ります。

そして、私が実践している「おばあちゃんの知恵袋」的なテクニックが、「新聞紙で包む」ことです。油を塗った後、新聞紙で刃全体をくるんで輪ゴムで留めておきます。新聞紙のインクに含まれる油分が防錆を助け、紙が余分な湿気を吸い取ってくれるのです。科学的にも理にかなった、最強の保管方法ですよ。

長柄草刈り鎌についてのよくある質問(Q&A)

長柄草刈り鎌についてのよくある質問(Q&A)

最後に、ブログの読者さんからよくいただく質問や、長柄鎌を購入する前によくある疑問について、私なりの回答をまとめておきますね。

左利きなんですが、普通の鎌を使っても大丈夫ですか?

一般的な草刈り鎌は「片刃(かたは)」といって、右利きの人が使いやすいように刃の角度が調整されているものがほとんどです。左利きの人がこれを使うと、刃が地面に食い込みすぎたり、逆に逃げてしまったりして非常に使いにくいです。

左利きの方は、パッケージに明確に「左利き用」と書かれたものを選ぶか、左右どちらでも使える「両刃(りょうば)」タイプの鎌を選んでください。特に「両刃」は少し刃が厚くなりますが、裏返しても使えるので寿命が長く、利き手を問わず家族みんなで使えるのでおすすめですよ。

ステンレスの鎌は研げないって本当ですか?

「絶対に研げない」わけではありませんが、鋼(はがね)に比べると非常に「研ぎにくい」のは事実です。ステンレス特有の「粘り」があるため、研ぐと「カエリ(金属のめくれ)」がいつまでも残ってしまい、スカッと切れる刃をつけるにはコツがいります。

最近はステンレス対応のダイヤモンド砥石なども売っていますが、研ぎに自信がない方は、最初から刃を交換できる「替刃式」のステンレス鎌を選ぶのが一番ストレスフリーな解決策だと思います。

長い柄の鎌は、処分する時に困りませんか?

確かに、1メートルを超える道具はそのままではゴミ袋に入りませんね。多くの自治体では「粗大ゴミ」扱いになるかと思います。

ただ、私が古くなった鎌を捨てる時は、100円ショップやホームセンターで売っている「金ノコ(金属用ノコギリ)」を使って、アルミパイプや木の柄を30cm〜50cmくらいに切断しています。こうすることで、指定のゴミ袋に入れて「不燃ゴミ(または可燃ゴミ)」として出せる地域も多いです。一度、お住まいの自治体のゴミ出しルールを確認してみてくださいね。

長柄の草刈り鎌はおすすめの腰痛対策

たかが草刈り鎌、されど草刈り鎌。「長柄 草刈り鎌 おすすめ」と検索してこの記事にたどり着いたあなたは、きっと今まで、腰の痛みに耐えながら、あるいは「もう歳だから」と諦めかけながら、庭と向き合ってこられたのだと思います。

でも、道具を変えるだけで、その辛さは過去のものになります。しゃがみ込んで地面を這うような作業から、背筋を伸ばして風を感じながら行う作業へ。この姿勢の変化は、単に腰への負担を減らすだけでなく、庭仕事そのものの「景色」を変えてくれるはずです。

千吉のアルミ柄ステンレス鎌でサクサク刈る軽快さ、モンブランの草取りヅメで根こそぎ抜く快感、そして本職用鋼付鎌の吸い込まれるような切れ味。どれを選んでも、今のあなたの作業環境を劇的に改善してくれる頼もしい相棒となるでしょう。

「道具にお金をかけるなんて」と思わず、ぜひ自分の身体への投資だと思って、最高の一本を選んでみてください。そして、痛みのない快適な庭仕事を取り戻し、週末のガーデニングを心から楽しんでいただければ、これに勝る喜びはありません。

(出典:農林水産省『農作業安全のための指針』

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