こんにちは。庭と暮らす、日々のこと、運営者の「ゆう」です。
大切なお庭の植栽の中にいつの間にか入り込んでしまうドクダミにお困りではないでしょうか。
抜いてもすぐに生えてくるし、除草剤を使いたくても周りの大切なお花や木まで枯らしてしまいそうで怖いですよね。実は私も以前はドクダミの強烈な生命力に頭を抱えていた一人でした。
毎日必死に草むしりをしても、翌週には白い地下茎から新しい芽が出てきて、まるでイタチごっこの状態。そんな時に試して効果を実感したのが、除草剤を筆や刷毛を使って直接葉に塗るという方法です。
スプレーで撒くのとは違い、狙ったドクダミだけをピンポイントで枯らすことができるので、雨の少ない時期を選んで実践すれば驚くほどの効果を発揮します。
今回は私が実際に試して効果があった、原液に近い濃度での使用法やおすすめのテクニックについて詳しくご紹介します。
- スプレー散布では難しい「狙った雑草だけを枯らす」具体的な手順
- 市販の除草剤の効果を劇的に高める「とろみ」をつけた塗り方
- ペットや子供がいる家庭でも安心して実践できる安全管理のコツ
- 一度の処理で枯れない場合の原因と確実なトドメの刺し方
ドクダミへの除草剤は葉に塗るのが最も効果的

ドクダミの生命力、本当に凄まじいですよね。私も最初は見つけるたびに手で抜いていたのですが、地下茎が切れてしまい、そこから逆に増えてしまう「リバウンド」に何度も泣かされました。あの独特の臭いを我慢しながら作業したのに、数日後には元通り…なんて経験、皆さんもあるのではないでしょうか。そんなドクダミとの戦いに終止符を打つには、地下茎まで成分を届けて根こそぎ枯らすことが唯一の解決策です。
しかし、花壇や庭木の近くに生えている場合、普通に除草剤をスプレーすると、風で薬剤が飛散(ドリフト)して大切な植物まで枯らしてしまうリスクがあります。そこで推奨されるのが、物理的に接触させて薬剤を浸透させる「塗布法」です。この方法は、いわば植物への「点滴」のようなもので、確実に成分を体内に送り込むことができます。
筆や刷毛でピンポイント攻撃

最も手軽で基本的な方法は、絵筆やペンキ用の刷毛(ハケ)を使って、ドクダミの葉一枚一枚に除草剤を塗っていくスタイルです。これなら、隣に咲いている大切なバラや季節のお花に薬剤がかかる心配がありません。
用意するものはシンプルです。100円ショップで手に入る「工作用の筆(平筆が塗りやすいです)」または「小さな刷毛」、そして薬剤を入れるための「口の広い容器」です。私は使い捨てができるプリンの空きカップや、ペットボトルの底を切り取ったものを愛用しています。これなら作業後にそのまま捨てられるので、後片付けも楽ちんです。
実際の塗り方ですが、薬剤を容器に少量出し、筆に含ませます。この時、ジャボジャボに含ませすぎると、移動中にポタリと液が垂れてしまい、下の芝生や他の植物を枯らしてしまう事故につながります。必ず容器の縁で筆を軽くしごき、液だれしない状態にしてから葉に向かってください。
塗る範囲は葉の半分でOK
真面目な方ほど「葉の表も裏も全部塗らなきゃ!」「茎まで塗ったほうが効くかも?」と思いがちですが、実はその必要はありません。植物には吸収した成分を全身に巡らせる機能があります。葉の表面積の30%〜50%程度に薬剤が付着すれば、成分が植物全体に回って十分に効果を発揮します。裏面を塗ろうとすると手に液がついたり、葉を裏返す作業で液が飛び散ったりするリスクが高まるので、表面だけで十分ですよ。
私の経験上、葉の中央にある葉脈に沿って、サッとひと塗りするだけでも十分な効果がありました。「塗り絵」のように丁寧に埋める必要はないので、リラックスして作業してくださいね。
原液ではなく高濃度希釈で
「葉に塗る」場合、スプレーで撒く時と同じ濃度では薄すぎて効果が出にくいことがあります。スプレー散布は葉全体を濡らすほどの量がかかりますが、塗布法では付着する液量が少なくなるため、その分だけ濃度を濃くして補う必要があるからです。
私が推奨するのは、「除草剤の原液を5倍から10倍に薄めた液」を使うことです。通常、除草剤(グリホサート系)は50倍〜100倍に薄めて使うことが多いので、かなり濃いめの設定になります。「濃すぎると薬害が出るのでは?」と心配になるかもしれませんが、ターゲットであるドクダミだけに塗る分には問題ありません。むしろ、薄い液をたくさん塗ろうとして液だれさせるよりも、濃い液を少量サッと塗るほうが安全かつ効果的です。
具体的な作り方としては、例えば10倍液を作るなら「水90mlに対して薬剤10ml」です。計量カップで正確に測るのがベストですが、私はペットボトルのキャップ(約7.5ml)を使って、「キャップ1杯の薬剤に対し、キャップ9杯の水」という感じでざっくり作っています。
シャワータイプは不向きです
ホームセンターでよく見かける、そのまま使える「シャワータイプ(AL剤)」として売られている商品は、最初から薄い濃度(通常のスプレー散布用濃度)で作られているため、塗布法には向きません。これを塗っても濃度不足で枯れなかったり、逆にとろみがなくてバシャバシャと垂れてしまったりします。必ず水で薄めて使う「原液タイプ」を用意しましょう。コストパフォーマンスの面でも原液タイプの方が圧倒的にお得です。
また、薬剤を選ぶ際は「グリホサートカリウム塩」などが含まれている、根まで枯らすタイプを選んでください。「速効性」だけを謳っているタイプ(お酢成分など)は、地上部を枯らすだけで根は残ってしまうことが多いので注意が必要です。
雨を避けた散布時期の選び方

除草剤を塗っても枯れない最大の原因は、実は「塗るタイミング」にあります。植物には体内の養分が活発に動く時期とそうでない時期があるため、この流れに乗せて薬剤を運んでもらう必要があります。ただ闇雲に塗っても、植物が「休眠モード」だと薬を吸ってくれないのです。
私が実際に試して、最も効果が高かったベストな時期は以下の2回です。
- 5月〜6月(開花直前): ドクダミが最も元気に成長し、白い花を咲かせようとする時期です。この時、ドクダミは光合成で作った栄養を、花を咲かせるため、そして地下茎を伸ばすために活発に全身へ送っています。この「成長の流れ」に乗せて薬剤を塗布することで、成分がグングン吸い上げられ、地下茎の奥深くまで運ばれやすくなります。
- 10月〜11月(晩秋): 気温が下がり始め、ドクダミが冬越しの準備をする時期です。植物は葉にある栄養分を回収して、地下茎に貯め込もうとします。この「引き込み(転流)」の流れを利用して、薬剤を地下茎の深部(越冬用タンク)まで届けます。個人的には、この時期の攻撃が翌年の発生数を減らすのに最も効いたと感じています。
逆に、真夏の猛暑日や、真冬ですでに葉が枯れかけている時期は効果が薄いです。猛暑日は植物も暑すぎて活動をセーブしてしまいますし、葉がない状態ではそもそも吸収できません。
また、天候も非常に重要です。塗った後に雨が降ると成分が流れてしまいます。特にドクダミの葉はツルツルしていて水を弾きやすいので、塗布直後の雨は大敵です。使用する薬剤にもよりますが(例えば「ラウンドアップマックスロード」などは1時間後の雨でも大丈夫とされていますが)、基本的には最低でも塗布後6時間は雨が降らない、晴れや薄曇りの日を選んでください。天気予報を入念にチェックして、「今日だ!」という日を狙い撃ちしましょう。
枯れない場合の再処理計画
「しっかり塗ったのに、まだ生きている…」ということも珍しくありません。特に何年も放置して地下茎が庭の地下で網の目のように巨大帝国を築いているドクダミは、一度の攻撃では致死量に達せず、倒しきれないことがあります。私も最初の年は、一度塗っただけで安心していたら、忘れた頃にひょっこりと新しい芽が出てきてガッカリした経験があります。
でも、ここで諦めてはいけません。焦る必要はないのです。塗布後、まずは1週間〜2週間ほど様子を見てください。葉が黄色くなり、成長が止まっていれば薬は効いています。もし、その横から、あるいは枯れきらなかった部分から新しい葉が出てきたら、それはドクダミが残りの力を振り絞って再生しようとしている合図です。
ここが「仕上げのチャンス」です。新しく出た葉は、柔らかくて活性が高く、薬剤の吸収力が非常に高い状態です。そこへすかさず、2回目の塗布を行ってください。地下茎に貯蔵されたエネルギーには限りがあります。再生しようとしてエネルギーを使ったところに、さらに除草剤を送り込むことで、地下茎を消耗戦に持ち込むのです。
しつこいドクダミを根絶する3ステップ
- 1回目: 全体的に塗布し、メインの地下茎を叩く。
- 観察期間: 2週間待ち、生き残った個体を特定する。
- 2回目: 再生してきた芽にトドメの塗布を行う。
この「波状攻撃」を行えば、どれほど頑固なドクダミでも、最終的にはエネルギーが尽きて枯れ果てます。一度で完璧を目指さず、数回に分けて制圧していくイメージを持つと、精神的にも楽になりますよ。
庭木の周りでも使える安全性
「除草剤を塗るなんて、土に染み込んで近くの木の根っこが吸ってしまうのでは?」「大切に育てているバラの根に影響があったらどうしよう」と心配される方も多いと思います。特に庭植えをしている方にとっては一番の懸念事項ですよね。ですが、今回使用する「グリホサート系」の除草剤(ラウンドアップなど)には、非常にユニークで都合の良い性質があります。
それは、「土に落ちるとすぐに土壌粒子(土の粒)に吸着され、微生物によって分解されて無害化する」という性質です。
つまり、薬剤が葉にかからない限り、土に多少ポタリと落ちても、そこから植物の根が成分を吸い上げることはありません。根から吸い上げられるタイプの除草剤(土壌処理剤といいます)とは全くメカニズムが異なるのです。これが、庭木の根元や花壇の中で、複雑に混ざり合った状態でもドクダミだけを狙い撃ちできる科学的な理由です。
この性質については、メーカーの公式情報でも詳しく解説されていますので、不安な方は一度目を通しておくと安心できるかと思います。
参考情報
除草剤が土壌に落下した後の安全性や分解メカニズムについては、以下の公式サイトで詳細なデータが公開されています。
(出典:日産化学株式会社『ラウンドアップマックスロード』公式サイト「安全性について」)
ただし、一つだけ絶対に守らなければならない注意点があります。それは「接触移行(せっしょくいこう)」です。塗った直後の濡れたドクダミの葉が風で揺れて、隣のバラの葉にペタリと張り付いてしまうと、そこから薬成分がバラに移って枯れてしまいます。ですので、風の強い日は作業を避けるか、塗布したドクダミを一時的にビニール袋で覆うなどの物理的なガードをすることをおすすめします。
ドクダミの除草剤を葉に塗る実践テクニック

ここからは、私が実際に試行錯誤してたどり着いた、より実践的で失敗の少ないテクニックをご紹介します。市販の除草剤をただ使うだけでなく、ちょっとした「ひと手間」を加えることで、作業効率と効果が格段に上がります。「もっと早く知りたかった!」と思っていただけるような裏技です。
片栗粉で液だれを防止する

サラサラした液体の除草剤を筆で塗ろうとすると、どうしてもポタポタと垂れてしまい、下の土や他の植物を汚してしまうことがあります。特にドクダミは茎が立っているので、葉も斜めになっていることが多く、液が流れ落ちやすいんですよね。これを防ぐ最強の裏技が、なんとキッチンの常備品「片栗粉」を使って除草剤をジェル化する方法です。
「えっ、除草剤に料理用の片栗粉を?」と驚かれるかもしれませんが、これはプロの造園業者さんも使うことがある「増粘剤(ぞうねんざい)」と同じ理屈です。とろみをつけることで、葉の上に薬剤が長く留まり、液だれを防ぐだけでなく、乾燥を防いで浸透時間を長くする効果も期待できるんです。
自家製「除草ジェル」の作り方
- 糊(のり)ベースを作る: 小鍋に水500mlと片栗粉(小さじ1〜2程度)を入れて火にかけます。焦げ付かないように混ぜながら加熱し、透明になってとろみがついたら火を止めます。
- 完全に冷ます: ここが最重要ポイントです!熱いまま薬剤を混ぜると、成分が揮発したり分解したりして効果がなくなってしまいます。必ず常温になるまで冷ましてください。
- 薬剤を投入: 冷めた糊ベースに、除草剤の原液を混ぜます。全体が均一になるようによく撹拌し、5〜10倍希釈になるよう調整します。
こうして作った「ジェル状の除草剤」は、まるでヘアジェルのような質感で、垂直に生えているドクダミの葉にもピタッと張り付きます。塗り終わった箇所がテカテカ光って見えるので、「どこまで塗ったか」が一目で分かるのも大きなメリットです(塗り残し防止になります)。
※注意:調理用の鍋を使うのに抵抗がある方は、100円ショップの小鍋や、耐熱容器を使って電子レンジで作る方法(加熱しすぎに注意)をおすすめします。
軍手を使うダブルグローブ法

筆でちまちま塗るのが面倒な場合や、ドクダミが他の植物と複雑に絡み合っている場所には、「ダブルグローブ法」が最強です。筆だとどうしても届かない葉の裏側や、茂みの奥にあるドクダミも、この方法なら手先の感覚で確実に捉えることができます。
やり方はとても簡単ですが、安全のために手順をしっかり守ってください。
- まず素手にビニール手袋(またはゴム手袋)を装着します。これは薬剤が直接皮膚に触れないようにするための防水ガードです。絶対に破れていない新しいものを使いましょう。
- その上から、普通の軍手をはめます。
- 軍手の指先(人差し指と親指の部分など)に、希釈した除草剤(または先ほどの片栗粉ジェル)を少し染み込ませます。霧吹きでシュッと吹き付けてもOKです。
- その手で、ドクダミの葉を直接握ったり、指で挟んでスッと撫でたりして薬剤を移します。
この方法の最大のメリットは、「掴んだものだけに塗れる」という点です。筆だと手元が狂って隣の花に付いてしまうことがありますが、指先なら「これはドクダミ、これは大切なお花」と触り分けながら作業ができます。まるで「死神の手」になったような気分で(笑)、次々とドクダミと握手をしてサヨナラを告げていきましょう。
作業が終わったら、外側の軍手はゴミとして処分し、内側のビニール手袋も裏返して捨てれば手も汚れません。軍手がびしょ濡れになるほど液を染み込ませると、握った瞬間に液が滴り落ちるので、「少し湿っている」程度を保つのがコツです。
ペットや子供を守る安全管理

お庭でワンちゃんや猫ちゃんを遊ばせている場合、除草剤の使用には特に気を使いますよね。私の家にも犬がいるので、その不安は痛いほど分かります。グリホサート系の除草剤は、一般的に「乾燥してしまえば、ペットや子供が触れても安全」とされています。多くのメーカー試験でも、乾燥後の立ち入りによる経皮吸収などのリスクは極めて低いという結果が出ています。
しかし、リスクがゼロというわけではありません。一番のリスクは、「まだ乾いていない濡れた葉や液を舐めてしまうこと」です。特に猫ちゃんは葉っぱを噛む癖がある子もいますし、犬は興味本位で舐めてしまうかもしれません。
我が家で実践している安全ルール
- 作業時間の工夫: 子供が学校に行っている間や、ペットを家の中に入れた状態で作業を行います。
- 物理的な隔離: 塗布後、完全に乾くまでの半日〜1日は、そのエリアに近づけないように簡易的な柵(ラティスや園芸用ネット)を設置します。
- ジェル化の恩恵: 先ほど紹介した「片栗粉ジェル」を使うと液だれしないので、地面に落ちたものをペットが踏んだり舐めたりするリスクを大幅に減らせます。
万が一の不安を減らすためにも、「乾けば大丈夫」と過信せず、乾燥するまでは絶対に立ち入らせないよう徹底しましょう。もし心配であれば、塗布した上にさらにカゴなどを被せて、物理的に触れられないようにしておくのも有効な手段です。
効果が出るまでの期間と経過

除草剤を塗った翌日に庭を見て、「あれ?まだ青々としている…失敗したかな?」と不安に思う方が非常に多いです。でも安心してください。グリホサート系の除草剤は「遅効性(ちこうせい)」といって、じわじわと時間をかけて効いてくるタイプです。塗ってすぐに枯れる即効性のタイプ(お酢や熱湯など)とは違い、植物の代謝機能を使って全身に回ってから作用するため、どうしても時間がかかるのです。
むしろ、すぐに枯れないことこそが「根まで届いている証拠」とも言えます。焦らず待つことが重要です。おおよその変化のタイムラインは以下の通りです。
| 経過日数 | ドクダミの変化(目安) |
|---|---|
| 3日〜7日後 | 葉の色が少し黄色っぽくなり始めます(黄化現象)。成長が止まり、なんとなく元気がなくなったように見えます。この時点ではまだ枯れていません。 |
| 10日〜14日後 | 地上部全体が茶色く変色し、萎れてきます。葉がカサカサになり始め、明らかな「枯れ」が確認できます。 |
| 3週間後 | 地上部は完全に枯死して茶色くなります。この時点で、見えない地下茎もダメージを受けて腐敗が進んでいます。 |
完全に枯れるまでには、早くて2週間、気温が低い時期だと3〜4週間かかることもあります。「効いてないのかな?」と思って、待っている間に草むしりをしてしまったり、追加でジャバジャバと液をかけすぎたりしないようにしましょう。じっくりと観察日記をつけるくらいの気持ちで、ドクダミが衰退していく様を見守ってください。
よくある質問:ドクダミ除草剤の塗り方Q&A

- 塗った後、枯れてきたドクダミはすぐに抜いてもいいですか?
-
茶色くカラカラになるまで、絶対に抜かないでください!
葉が黄色くなったり萎れたりしている間は、まだ除草剤の成分が地下茎に向かって移動している最中です。この段階で抜いてしまうと、地下茎への供給ルートが断たれてしまい、根っこが生き残ってしまいます。「見苦しいから抜きたい」という気持ちをグッとこらえて、地上部が完全に枯れ果てるまで(2〜3週間)放置するのが成功の秘訣です。
- 100円ショップで売っている除草剤でも効果はありますか?
-
成分にもよりますが、あまりおすすめしません。
100円ショップの除草剤の多くは、最初から薄められている「ストレートタイプ」です。葉に塗る方法は「濃い成分を少量効かせる」のがポイントなので、薄い液だとパワー不足になることが多いです。また、成分が「酢」や「食品成分」だけのものは、地上部を枯らすだけで根までは枯れないことがあります。確実に地下茎を叩くなら、ホームセンターにある「グリホサート系」の原液タイプを使うのが一番の近道です。
- 使い終わった筆や容器はどうやって洗えばいいですか?
-
洗い流した水は排水溝(下水)には流さないでください。
薬剤の成分が河川に流れ込むのを防ぐため、洗面所やキッチンのシンクで洗うのはNGです。私は、土の上(除草したい場所など)で少量の水を使って洗い、洗浄水も土に吸わせるようにしています。ただ、洗うのが手間なので、プリンの空きカップや使い古しの筆を使って、作業後はそのままゴミとして捨てる「使い捨てスタイル」が一番楽で安全ですよ。
- 塗った直後に雨が降ってしまいました。やり直しですか?
-
翌日以降、乾いてから様子を見てください。
塗ってから1時間以内に強い雨が降った場合は、成分が流れてしまった可能性が高いです。ただ、すぐに塗り直すと濃度が高くなりすぎるリスクもあるので、一旦数日様子を見てください。1週間経っても葉の色が変わらなければ、効果がなかったと判断して、晴れが続く日を選んで再度チャレンジしましょう。
まとめ:ドクダミの除草剤は葉に塗るのが推奨
今回は、しつこいドクダミを確実に、かつ安全に駆除するための「葉に塗る」テクニックについてご紹介しました。最後にポイントをおさらいしましょう。
- ドクダミ除草剤は、筆や軍手を使って葉に直接塗ることで、周りの植物を守りながら根こそぎ枯らせます。
- 薬剤はシャワータイプではなく原液タイプを選び、5〜10倍の濃いめの濃度で使用しましょう。
- 5月〜6月の成長期か、10月〜11月の晩秋に行うと、成分が地下茎までしっかり届きます。
- 片栗粉でとろみをつけたり、ダブルグローブ法を活用したりすることで、作業効率と安全性がアップします。
ドクダミとの戦いは根気が必要ですが、この方法なら確実に地下茎へダメージを与えることができます。もし一度で枯れなくても、諦めずに二度、三度と繰り返せば、必ずドクダミのないすっきりとしたお庭を取り戻せますよ。
ドクダミがいなくなった後は、再び生えてこないように防草シートを敷く対策や、他の植物を植えて地面をカバーするなどの予防策も検討してみてくださいね。ぜひ、次のお天気の良い日に、まずは小さな範囲から試してみてください。
※本記事の情報は一般的な目安です。薬剤の使用に際しては、必ず製品のラベルや説明書をよく読み、正しく安全に使用してください。
