「たかが100円の鎌で、本当にこの頑固な雑草が刈れるのか?」そんな疑念を抱いたまま使い始め、あまりの切れ味と使い勝手の良さに衝撃を受けた経験、あなたにもありませんか?
こんにちは。庭と暮らす、日々のこと、運営者の「ゆう」です。
庭や駐車場の隙間から容赦なく生えてくる雑草たち。対処しなければと思いつつも、ホームセンターで数千円もする本格的な道具を買うのは気が引けるし、かといってすぐに壊れるような安物は買いたくない。
そんな葛藤の中で「草刈り鎌 ダイソー」と検索し、この記事にたどり着いたのだと思います。
実は、ダイソーの鎌は単なる「安物」ではなく、私たちのニーズに合わせて進化を遂げた「戦略的な時短ツール」なのです。
しかし、種類選びを間違えたり、捨て方のルールを知らずに購入すると、後で思わぬトラブルに巻き込まれることも。
この記事では、100均ガーデニングを愛する私が、ダイソー鎌の真の実力と、失敗しない選び方、そして安全な廃棄方法までを徹底的に解説します。
- ダイソーで買える草刈り鎌の種類とそれぞれの特徴
- ステンレス製と鋼製におけるメンテナンスや寿命の違い
- ホームセンターの鎌と比較した際のコスパと使い分け
- 知らないと危険な刃物の正しい捨て方と分別ルール
ダイソーの草刈り鎌の全種類とおすすめの選び方

「とりあえず鎌が欲しい」と思ってダイソーの園芸コーナーに行くと、そのバリエーションの豊かさに圧倒されて立ち尽くしてしまうかもしれません。パッケージには「ステンレス」「鋼付」「鋸刃」「中厚」など、専門的な用語が並んでおり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。しかし、これらは適当に作られているわけではなく、それぞれの製品には明確な「役割」と「ターゲットとなる草」が設定されています。ここでは、私が実際に店舗で商品を手に取り、使い比べてわかった各種類の決定的な違いと、あなたの状況にベストマッチする一本の選び方を詳しく解説していきます。
用途に合わせた種類の違いを解説
ダイソーの草刈り鎌を選ぶ際、最も注目すべきは「材質」と「刃の形状」の組み合わせです。大きく分けて、ダイソーのラインナップには以下の2つの主流が存在します。これらを理解せずになんとなく買ってしまうと、「買ったばかりなのに全然切れない」「すぐに錆びてダメになった」という残念な結果を招くことになります。
1. ステンレス製 × 鋸刃(のこぎりば)の特性
現在、ダイソーの売り場で最も広いスペースを占めているのがこのタイプです。刃が銀色でピカピカしており、指で触るとギザギザしているのが特徴です。この「鋸刃」という形状が非常に重要で、物理的に草の繊維を引っ掛けて引きちぎるように設計されています。鋭い刃で切るというよりは、摩擦と物理的な力で「断ち切る」イメージに近いです。特に、水分を多く含んだ柔らかい春の雑草や、芝生のような細い草に対しては、刃が滑ることなく確実にキャッチしてくれるため、驚くほど効率的に作業が進みます。
2. 鋼(ハガネ)製 × 直刃(ちょくば)の特性
昔ながらの黒っぽい刃や、鈍い銀色をした刃を持つタイプです。こちらは包丁やカッターナイフのように、刃先が一直線に鋭く研ぎ澄まされています。草の繊維にスッと刃が入り、軽い力でスパッと切断できるのが特徴です。パッケージに「鋼付」や「全鋼」といった文字があればこのタイプです。繊維が硬くなった秋の雑草や、茎が少し太くなったヨモギなどを刈る際には、ステンレス鎌では刃が食い込まずに苦戦しますが、鋼製なら豆腐を切るようにスムーズに刈り取ることができます。
さらに、これらとは別に「草抜きフォーク」や「除草フォーク」といった、土に刺して使うツールも販売されています。鎌が地上の草を「刈る」道具であるのに対し、フォークは地中の根を「抜く」道具です。
最強の組み合わせ戦略
実は、ガーデニング上級者の多くは、この「鎌」と「フォーク」をセットで運用しています。例えば、地表を覆う柔らかな雑草はステンレス鎌でざっと刈り取り、しつこいタンポポのような根の深い雑草はフォークでピンポイントに抜く。この「刈る」と「抜く」の二段構えこそが、ダイソー製品だけで完結する最もコスパの良い雑草対策なのです。
このように、ダイソーの鎌は単一ではなく、対象とする草の硬さや作業スタイルに合わせて明確に使い分ける必要があります。「なんとなく」で選んでしまうと、柔らかい草なのに鋼の鎌を使って錆びさせてしまったり、硬い草にステンレス鎌を使って刃が立たなかったりと、失敗の原因になります。
初心者にはステンレス製がおすすめ
もしあなたが、「草むしりは年に数回、気が向いた時にやる程度」「道具の手入れなんて面倒くさくてやってられない」というタイプなら、迷わず「ステンレス草刈り鎌」を選んでください。私が初心者にこれを全力でおすすめする理由は、切れ味そのものよりも、圧倒的な「管理の楽さ」にあります。
錆びに対する最強の耐性
鉄や鋼で作られた刃物は、使用後に付着した草の汁(アク)や泥の水分によって、驚くべき速さで酸化し、錆び始めます。ひどい時には、夕方に作業をしてそのまま庭に置き忘れただけで、翌朝には真っ赤に錆びついていることさえあります。一度錆びてしまうと、切れ味が落ちるだけでなく、錆が進行して刃ボロボロになり、見るのも嫌になってしまいますよね。
しかし、ステンレス(Stainless Steel)はその名の通り「錆び(Stain)にくい(less)」素材です。作業が終わったら、水道でざっと泥を流し、タオルで適当に水気を拭き取って物置に放り込んでおくだけでOK。かなり適当な管理でも、次回使う時には銀色のきれいな状態のまま待っていてくれます。この「心理的なハードルの低さ」こそが、ズボラな私たちが草むしりを継続できる秘訣なのです。「道具の手入れ」という作業がなくなるだけで、草むしりへの腰の重さが半分以下になります。
鋸刃(のこぎりば)の機能美と寿命
また、ダイソーのステンレス鎌の多くに採用されている「鋸刃」は、切れ味が落ちにくいという特性を持っています。直刃の鎌は、刃先が少しでも丸くなると草が滑って全く切れなくなりますが、鋸刃はギザギザした形状そのものが草に食い込むため、多少刃がなまっても「引っ掛けてちぎる」という機能が維持されます。つまり、新品の時の切れ味が100点だとしても、そこから80点、70点という状態が長く続くのです。これは頻繁に買い替えたくないユーザーにとって大きなメリットです。
ステンレスの弱点も知っておこう
もちろん弱点もあります。ステンレスは鋼に比べて素材が柔らかいため、硬い枝や太い茎を切ろうとすると刃が曲がったり、大きく欠けたりしやすいです。無理やり太い草を切ろうとすると、手首を痛める原因にもなります。あくまで「柔らかい草」「プランターの雑草」向けと割り切って使うのが正解です。
メンテナンスフリーで、いつでも気軽に使える。この手軽さこそが、100円ショップの道具に求められる最大の価値ではないでしょうか。「道具を育てる」という意識を持たずに使い倒せるステンレス鎌は、忙しい現代人の最強の味方です。
切れ味重視なら鋼製を探そう
「100円だからといって、切れ味に妥協したくない」「草を刈る時のあの『ジョリジョリ』という不快な感触が嫌いだ」という方には、売り場の隅にひっそりと置かれているかもしれない「鋼(ハガネ)製」の鎌を探し出すことを強くおすすめします。
100円とは思えない「本物」の切れ味
鋼製の鎌の最大の魅力は、その鋭利な切れ味です。ステンレス製の鋸刃が「草を引きちぎる」感覚だとすれば、鋼製の直刃は「草の繊維を両断する」感覚です。スイングに合わせて「スパッ、スパッ」と抵抗なく草が倒れていく感覚は、一度味わうと病みつきになります。特に、繊維が強くて切れにくいイネ科の雑草や、少し茎が硬くなった秋の雑草に対して、その威力を遺憾なく発揮します。手首への負担も少なく、長時間作業しても疲れにくいのが特徴です。「たかが100円」と侮っていると、指を怪我しかねないほどの鋭さを持っていますので、取り扱いには十分注意が必要です。
手入れという「儀式」が必要
しかし、この高いパフォーマンスと引き換えに、鋼製の鎌は「極めて錆びやすい」という性質を持っています。使用後は必ず以下のステップを踏む必要があります。
- 洗浄: 水洗いで泥や草の汁を完全に落とす。タワシなどでゴシゴシ洗ってください。
- 乾燥: 乾いた布で水分を完全に拭き取る。可能であれば天日で少し乾かします。
- 塗油: 刃全体に防錆油(ミシン油や椿油、なければサラダ油でも可)を薄く塗る。これで空気中の酸素と水分を遮断します。
- 保管: 新聞紙などに包んで湿気の少ない場所に保管する。
これを怠ると、次に使う時には刃が錆びてボロボロになり、切れ味は見る影もなくなります。しかし、裏を返せば、手をかければかけるほど長く使えるということでもあります。100円の道具にそこまで手間をかけるのは滑稽に見えるかもしれませんが、安価な道具を大切に使い込み、自分だけの一本に育て上げる時間は、園芸の隠れた楽しみの一つでもあります。使い終わった道具をピカピカに磨き上げる時間は、意外と心を落ち着かせてくれるものです。
売り場に売ってない時の確認方法
「記事を読んで鋼製の鎌が欲しくなったからダイソーに行ったのに、ステンレス製しか売ってなかった!」
残念ながら、これは非常によくあるケースです。ダイソーの品揃えは、店舗の規模(大型店・標準店・小型店)や、その店舗の園芸担当者の発注方針によって大きく異なります。特に、マニアックな需要に応える「鋼付」の鎌や、特定の形状をした「中厚鎌」などは、すべての店舗に常備されているわけではありません。
無駄足を防ぐための在庫確認テクニック
お目当ての商品が見つからない場合、闇雲に複数の店舗を回るのは時間とガソリン代の無駄です。以下の手順で効率よく探しましょう。
1. ダイソーネットストアを活用する
ダイソーの公式オンラインショップ「ダイソーネットストア」では、商品名で検索することで取り扱いがあるかを確認できます。単品購入はできませんが、送料を払ってでも確実に手に入れたい場合や、他の園芸用品(手袋、鉢、土など)とまとめて購入する場合には非常に便利です。特に「まとめ買い」をする予定があるなら、店舗を回るより圧倒的に効率的です。
2. JANコードを控えて店員さんに聞く
店舗で在庫を聞く際、「鋼の鎌ありますか?」と聞いても、店員さんが園芸に詳しくなければ伝わらないことがあります。そんな時に最強の武器になるのが、13桁の数字からなる「JANコード(バーコード番号)」です。ネット上の情報やSNSで欲しい商品のJANコードを調べておき、店員さんに「このコードの商品を探しています」と伝えれば、在庫確認端末ですぐに有無を調べてくれます。これが最も確実で早い方法です。
フリマアプリという意外な選択肢
それでも見つからない場合、最終手段としてメルカリやPayPayフリマをチェックしてみてください。「ダイソー 鎌」で検索すると、実は定価より少し高い値段(300円〜600円程度)で取引されていることがあります。「100円の商品に倍以上出すなんて」と思うかもしれませんが、交通費や探す時間を時給換算すれば、数百円の上乗せで自宅に届くフリマアプリは、実は合理的な選択肢になり得ます。特に廃盤になってしまったレアな形状の鎌は、ここでしか手に入らないこともあります。「時は金なり」と割り切れる方には、意外とおすすめのルートです。
長持ちさせるための研ぎ方とコツ
「100円ショップの鎌は使い捨て」と考えている人は多いですが、実は種類によっては研ぐことで驚くほど寿命を延ばすことができます。一方で、研いではいけない鎌を研いでしまい、トドメを刺してしまうケースも後を絶ちません。ここでは、種類別の正しいメンテナンス知識を解説します。
【注意】ステンレス製・鋸刃は研いではいけない
まず、最も重要な警告です。ダイソーで主力の「ステンレス鋸刃鎌」は、家庭で研ぐことを推奨されません。
理由は単純で、あのギザギザした刃は精密なプレス加工で作られており、一般的な砥石で研ぐとギザギザが削り取られて平らになってしまうからです。ギザギザがなくなったステンレスの刃は、ただの「滑る金属板」になり、全く草が切れなくなります。目立てヤスリを使ってギザギザを再生させる高度な技術もありますが、100円の鎌にかける手間としては現実的ではありません。このタイプは切れ味が落ちたら「寿命」と割り切り、感謝して新しいものに買い替えましょう。
鋼製・直刃は研げば復活する
逆に、鋼製の直刃であれば、切れ味が落ちても簡単に復活させることができます。ダイソーやホームセンターで売っている「鎌用砥石(スティック状のもの)」を用意してください。通常の四角い砥石でも研げますが、鎌の刃はカーブしているため、細長いスティックタイプのほうが圧倒的に研ぎやすいです。
- 準備: 鎌を水で濡らし、安定した場所に置きます。砥石もたっぷりと水に浸しておきます。
- 研磨: 刃のカーブに合わせて、砥石を円を描くように動かして研ぎます。力はいりません。刃の角度を変えないように注意しながら、表面を軽く擦るイメージです。
- 仕上げ: 刃の裏側に指で触れると引っかかり(カエリ・バリ)が出ているはずです。最後に軽く裏側も研いでこのカエリを取ります。
これだけで、新品同様、あるいはそれ以上の切れ味が蘇ります。特に100円の鎌は、購入初期の状態では刃付けが甘い(あまり鋭くない)ことがあるため、「買ってすぐに自分で研ぐ」ことで、本来のポテンシャルを引き出すことができます。数百円の投資(砥石代)で、100円の鎌が何シーズンも使える相棒に変わるのです。
草刈り鎌はダイソーかホームセンターか徹底比較

ここまでダイソーの鎌の魅力をお伝えしてきましたが、私自身、すべての鎌をダイソーで賄っているわけではありません。ホームセンターにはホームセンターの、専門店には専門店の「存在意義」があるからです。「安物買いの銭失い」にならないためには、100円ショップの限界を知り、適切なコストをかけるべき場所を見極める必要があります。
コメリなど専門店商品との価格差
ホームセンター(コメリ、カインズ、コーナンなど)の園芸コーナーに行くと、鎌の価格帯の広さに驚かされます。エントリーモデルで500円〜900円、スタンダードモデルで1,500円〜2,500円、そして職人が打ったプロ用モデルになれば5,000円〜20,000円にもなります。
ダイソーの100円(税抜)と比較すると、最低でも5倍、高ければ100倍以上の価格差があります。では、この価格差は具体的にどこに現れるのでしょうか。
| 比較項目 | ダイソー (100円〜) | ホームセンター普及品 (500円〜) | ホームセンター高級品 (数千円〜) |
|---|---|---|---|
| 刃の材質 | ステンレス(軟) or 低炭素鋼 | 複合材(軟鉄+鋼) | 安来鋼(白紙・青紙)など |
| 柄の固定 | 簡易的なカシメ・リベット | クサビ打ち込み | 精密な仕込み・交換可能 |
| 耐久性 | ワンシーズン・軽作業向け | 数年・家庭菜園向け | 一生モノ・プロ向け |
| 切れ味 | そこそこ | 良い | 感動的・カミソリ級 |
決定的な違いは「鋼(ハガネ)の質」と「構造の堅牢さ」です。高い鎌は、硬い鋼を粘りのある軟鉄で挟み込んだ「複合材」を使っていることが多く、折れにくく、かつ鋭い切れ味を実現しています。また、柄と刃の接合部分もしっかり作られており、ハードな使用でもガタつきが出にくい構造になっています。対してダイソー製品は、コストダウンのために構造を簡略化しており、強い力がかかると柄が抜けたり、刃の付け根が曲がったりするリスクが高くなります。
ステンレスと鋼はどっちを選ぶべき
では、私たちはこの価格差をどう捉え、どう使い分ければいいのでしょうか。私の結論は「適材適所」です。高ければ良いというわけではなく、シーンによってはダイソーの方が優れている場合さえあります。
ダイソーの鎌を選ぶべきシーン(消耗戦)
- 石やコンクリートが多い場所: 駐車場の目地や、砂利が敷かれた庭などは、鎌にとって最悪の環境です。一振りごとに石に当たり、どんなに高級な鎌でも一瞬で刃が欠けてしまいます。このような「刃が死ぬ」ことが確定している場所では、100円の鎌を使い捨て感覚で使うのが経済的にも精神的にも正解です。高い鎌をボロボロにする精神的ダメージは計り知れません。
- 紛失リスクが高い場所: 広い河川敷の清掃ボランティアや、貸し農園など、道具を置き忘れたり無くしたりする可能性がある場合も、安価なダイソー製品が安心です。
- ベランダやプランター: そもそも土が柔らかく、草も小さい場合、高価な道具はオーバースペックです。
ホームセンターの鎌を選ぶべきシーン(総力戦)
- 開墾や荒地の整備: 長年放置された庭や、ススキ、セイタカアワダチソウなどの茎が木質化した雑草を相手にする場合、ダイソーの鎌では刃が立ちません。無理に使うと刃が折れて怪我をする危険さえあります。こうした「重労働」には、柄が長く、刃が厚いホームセンターの中厚鎌〜厚鎌が必須です。
- 長時間の作業: 1時間以上草を刈り続ける場合、道具のバランスや切れ味は疲労度に直結します。良い鎌は振るだけで草が切れるため、体への負担が段違いに軽くなります。
安全に処分するための捨て方の基本
鎌の寿命が尽きた時、私たちは「刃物を捨てる」という責任重大なタスクに直面します。使い終わった鎌は、一歩間違えれば凶器となり、ゴミ収集作業員の方々に深刻な怪我を負わせてしまう可能性があります。自分が怪我をするのも怖いですが、誰かを怪我させてしまうことほど恐ろしいことはありません。
安全な捨て方の鉄則は、「誰が触っても絶対に刃に触れない状態にする」ことです。これを「ミイラ化梱包」と呼びます。
安全梱包のステップ
- 刃を保護する: まず、刃の部分をボロ布や厚紙で包みます。牛乳パックを開いたものなどは強度があり最適です。刃先が突き破らないように、数重に折り重ねるのがポイントです。
- ぐるぐる巻きにする: その上から新聞紙やチラシで刃全体を分厚く巻き込みます。形がわからなくなるくらい巻くのがポイントです。
- 固定する: ガムテープで全体をきつく巻き、絶対に梱包が解けないようにします。運搬中に解けて刃が露出する事故を防ぐためです。
- 表示する: 最後に、一番目立つ場所に油性マジックで赤く大きく「キケン」「刃物」「草刈り鎌」と書きます。これは作業員さんへの「手紙」であり、最大の配慮です。
ここまでやって初めて、ゴミ集積所に出す資格が得られると考えてください。私たちの手元を離れた後も、誰かを傷つけないように配慮することが、道具を使う人間のマナーです。
燃えないゴミかどうかの分別ルール
最後に立ちはだかるのが、「分別区分」の壁です。実は、草刈り鎌を何ゴミとして出すかは、日本の自治体によって判断が真っ二つに分かれます。
リサーチによると、例えば山形県鶴岡市のように、指定の方法で安全に包めば「燃やすごみ」として出せる自治体も存在します。これは焼却施設の性能が高かったり、最終処分場の残余容量の問題など、地域特有の事情によるものです。一方で、多くの自治体では「不燃ごみ」や「危険ごみ」として指定され、さらに「堅牢な容器に入れる」などの厳しい条件が課されることが一般的です。
ネットの情報だけで判断しない!
「ネットで燃えるゴミだと書いてあったから」といって自分の地域でも同じように出すのは大変危険です。環境省も、金属製品(刃物など)の分別は「地域によって異なる場合がある」と明記しています。
また、柄が木製で刃が金属の場合、「分解して分別すべきか?」という悩みもありますが、100円ショップの鎌は分解を前提に作られていません。無理に外そうとして刃が滑り、手を切る事故が多発しています。多くの自治体では、最大の素材(この場合は金属、あるいは柄を含めた長さ)に合わせて区分を決めているため、「無理に分解せず、危険のないように包んで出す」のが一般的な正解となるケースが多いですが、これも最終確認は必須です。必ずお住まいの地域の公式情報を確認してください。
ダイソー草刈り鎌に関するよくある質問(Q&A)

最後に、ダイソーの草刈り鎌について、よく聞かれる疑問をQ&A形式でまとめました。購入前の最終チェックとして役立ててください。
- 左利き用の草刈り鎌はダイソーに売っていますか?
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非常に稀ですが、大型店などでは取り扱いがある場合があります。ただし、店頭に並んでいる商品の9割以上は「右利き用」です。パッケージの裏面や表面に「左利き用」と明記されていない限り、右利き用だと考えてください。左利きの方が右利き用の鎌を使うと、刃の角度が合わず草が切れない上に、手元が狂って怪我をするリスクが高いため、無理に使わずホームセンターやネット通販で専用品を探すことを強くおすすめします。
- 切れ味が悪くなったら、ダイソーの砥石で研げますか?
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はい、研げます。ダイソーの工具コーナーや園芸コーナーには「鎌用砥石」や「ダイヤモンドシャープナー」が販売されており、鋼(ハガネ)製の鎌であればこれらを使って十分に切れ味を復活させることができます。ただし、記事内でも解説した通り、ステンレス製の「鋸刃(ギザギザ刃)」の鎌は研ぐことができませんのでご注意ください。
- 子供の草むしり手伝用にちょうどいいサイズはありますか?
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はい、ダイソーには通常のサイズよりも柄が短い「小鎌」や「ねじり鎌」という種類が販売されています。これらは全長が短く軽量なので、お子様や力の弱い女性でも扱いやすいのが特徴です。ただし、小さくても刃物であることに変わりはないので、使用する際は必ず厚手の手袋を着用し、大人が目を離さないようにしてください。
ダイソーの草刈り鎌でコスパ良く除草しよう
ここまで、ダイソーの草刈り鎌について、種類の選び方からメンテナンス、そして最後の捨て方に至るまでを深掘りしてきました。
「100円の鎌なんて、すぐにダメになる安物」というイメージは、半分正解で半分間違いです。適した場所に適した種類を選び、その特性を理解して使えば、これほどコストパフォーマンスに優れた除草ツールはありません。特に「ステンレス製のメンテナンスフリーな快適さ」や「石だらけの場所での特攻隊長としての役割」は、数千円の鎌には真似できないダイソー製品だけの強みです。
まずは今週末、ダイソーの園芸コーナーを覗いてみてください。そして、あなたの庭の状況に合った一本を手に取り、雑草との戦いに挑んでみましょう。きっと、100円玉一枚で手に入るその切れ味と爽快感に、驚かされるはずです。
