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スギナ除草剤で最強はどれ?根絶するための選び方と散布のコツ

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スギナ除草剤で最強はどれ?根絶するための選び方と散布のコツ

こんにちは。庭と暮らす、日々のこと、運営者の「ゆう」です。

春の訪れとともに庭のあちこちからひょっこりと顔を出すスギナ。

つくしの可愛らしさに目を細めるのも束の間、気がつけば鮮やかな緑色のスギナがあっという間に広がり、大切なお庭を占領してしまって頭を抱えている方は本当に多いのではないでしょうか。私自身も、庭づくりを始めた当初は、このスギナとの戦いに明け暮れていました。

抜いても抜いても、まるで何事もなかったかのように数日後には再生してくるあの驚異的な生命力には、何度も心を折られそうになったものです。「もうコンクリートで埋めてしまいたい!」とすら思ったことも一度や二度ではありません。

そんな悩める日々の中で、私は徹底的にスギナについて調べ、さまざまな除草剤を試し、数々の失敗を重ねてきました。ラベルを見ずに適当に薄めて撒いて枯れなかったことや、時期を外して無駄骨に終わったこと、展着剤の存在を知らずに効果を半減させていたことなど、苦い経験は数え切れません。

また、「芝生の中に生えてしまったスギナはどうすればいいの?」「ネットで見かける塩を撒く方法は本当に安全なの?」といった、皆さんが抱えているであろう疑問や不安も痛いほどよく分かります。

この記事では、私の実体験と多くの失敗から学んだ、スギナを本気で根絶するための「最強」のノウハウを余すことなくお伝えします。単に強い薬を撒けば良いというわけではありません。

敵を知り、適切な武器を選び、最適なタイミングで攻撃する。この戦略さえ間違えなければ、スギナは必ずコントロールできます。今年こそはスギナに悩まされない、心穏やかなガーデニングライフを取り戻しましょう。

この記事でわかること
  • スギナのしつこい地下茎まで完全に枯らすための「最強」の除草剤の選び方と成分の違い
  • 大切な芝生や庭木を薬害から守りながら、スギナだけをピンポイントで安全に駆除する方法
  • 薬の効果を100%引き出し、劇的に枯れやすくするための「高濃度希釈」と「展着剤」の活用テクニック
  • 家の寿命を縮めたり、法的なトラブルに発展したりする恐れがある、絶対にやってはいけない間違った対策
目次

スギナ除草剤で最強の根絶戦略と選び方

スギナ除草剤で最強の根絶戦略と選び方

「スギナに効く最強の除草剤を教えて!」と聞かれることがよくありますが、実はお庭の状況や目的によって、選ぶべき「最強」の薬剤は全く異なってきます。「今生えている草を今すぐ枯らしたいのか」「これから生えてくるのを長期的に防ぎたいのか」、あるいは「芝生や他の植物を守りながらスギナだけを叩きたいのか」。この目的をはっきりさせずに適当な薬剤を選んでしまうと、効果が出ないばかりか、大切にしている植木まで枯らしてしまう悲しい事故につながりかねません。ここでは、それぞれのシチュエーションに合わせたベストな選択肢を深掘りしていきましょう。

グリホサート系で根こそぎ枯らす

すでに庭で青々と茂ってしまっているスギナを、地下茎までしっかり枯らして「根絶」を目指すなら、葉や茎から成分を吸収させる「茎葉処理型」の液剤が間違いなく最強の選択肢になります。その中でも、特にスギナに対して高い実績と効果を誇るのが、グリホサートを主成分とする除草剤です。

なぜグリホサートが最強なのか、その理由は「浸透移行性」という性質にあります。スギナの緑色の葉(栄養茎)に散布された薬剤は、葉から吸収されて植物の体の中に入り込みます。そして、植物が光合成で作った栄養分と一緒に維管束を通って、地下深くに広がる根(地下茎)の隅々まで運ばれていくのです。スギナは、地上に見えている部分はほんの一部で、本体は地中に巨大なネットワークとして存在しています。だからこそ、地上部だけを刈り取ったり焼いたりしても意味がなく、この地下茎のシステム全体に毒を行き渡らせる必要があるわけです。

グリホサートは、植物が生きていくために不可欠なアミノ酸を作る働き(シキミ酸経路)をブロックすることで植物を枯死させます。この作用は動物にはないものなので、私たち人間やペットに対する安全性も比較的高いとされています。代表的な製品には「ラウンドアップマックスロード」などがありますが、これらは非常に強力に地下茎を破壊してくれます。

ただし、覚えておいてほしいのが、効果が出るまでに時間がかかるという点です。散布してから翌日に枯れることはありません。成分がゆっくりと地下茎まで転流し、じわじわと細胞を壊していくため、完全に枯れるまでには1週間から2週間、場合によってはもっと時間がかかることもあります。「撒いたのに枯れない!」と焦って草刈りをしてしまうと、根まで届くはずだった薬剤のルートを断ち切ってしまうことになるので、茶色く枯れ果てるまでじっくりと待つ忍耐強さが、この薬剤を使う上でのコツと言えます。

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持続性重視なら粒剤タイプを選択

「週末しか庭の手入れができなくて、草むしりの時間を減らしたい」「そもそもスギナが生えてこないように予防したい」という方には、土にパラパラと撒くだけの「粒剤(土壌処理型)」タイプが最強のパートナーになります。液剤が「治療薬」だとすれば、粒剤は「予防薬」のようなイメージですね。

このタイプの除草剤は、散布すると雨や土壌の水分で成分が溶け出し、土の表面近くに「薬剤の処理層(バリア)」を作ります。これから発芽しようとする雑草の芽や、地中にあるスギナの根がこの層に触れることで成分を吸収し、成長が止まって枯れていく仕組みです。特に「ブロマシル」という成分が配合されている強力な製品(例:草無大臣クサノンEX粒剤など)は、一度撒けば3ヶ月から半年以上、長いものでは9ヶ月近くも雑草の発生を抑える効果が持続します。

しかし、この強力な持続性と引き換えに、使用には細心の注意が必要です。最大のリスクは「薬害」です。粒剤の成分は土壌に長く留まるため、近くに植えている庭木や果樹、花壇の花などの根っこが伸びてきて、その成分を吸ってしまう可能性があります。「庭の端っこだから大丈夫だろう」と思って撒いたら、数メートル離れた大切なシンボルツリーが半年後に枯れてしまった、という事例は珍しくありません。また、傾斜地(法面)で使用すると、大雨が降った際に成分が溶け出した水が低い方へ流れ込み、隣家の庭や畑に被害を与えてしまうリスクもあります。

粒剤を使用する際の鉄則

粒剤タイプ、特に非農耕地用の強力なものは、「植物を一切植えていない、今後もしばらく植える予定がない場所」(駐車場、砂利敷きの通路、空き地など)限定で使用してください。少しでも植栽がある場所や、その近くでは絶対に使用を避けるのが賢明です。

芝生のスギナには専用薬剤を使う

芝生のスギナには専用薬剤を使う

ガーデナーにとって一番の悪夢と言えるのが、手塩にかけて育てている美しい芝生の中に、スギナが侵入してしまったケースではないでしょうか。スギナを枯らしたいけれど、ここで強力なグリホサート系や粒剤を使ってしまえば、大切な芝生まで道連れにして全滅させてしまいます。

この難局を乗り越えるための「最強」は、特定の植物だけを枯らす「選択性除草剤」です。具体的には、「MCPP液剤」などが芝生内のスギナ対策として広く使われています。この薬剤は、イネ科の植物(多くの芝生)には影響を与えず、広葉雑草やトクサ科のスギナに対してだけ、ホルモンバランスを撹乱させて異常成長を引き起こし、枯死させるという非常に都合の良い性質を持っています。

使い方は、スギナが生えている部分だけでなく、芝生全面に散布しても大丈夫な場合が多いですが、ここで一つ重要な注意点があります。それは「芝生の種類」です。高麗芝や野芝といった日本芝には安全に使える薬剤でも、ベントグラスなどの一部の西洋芝には薬害が出る(枯れたり変色したりする)ことがあります。同じ「芝生用」と書かれていても、成分や対象芝種は製品によって異なるため、購入前には必ずラベルの「適用作物」の欄を穴が開くほど確認してください。

また、MCPPなどの選択性除草剤は、グリホサートに比べるとスギナに対する殺草力はややマイルドです。一度の散布で根絶しようと思わず、春と秋の生育期に合わせて年に数回、粘り強く散布を繰り返すことで、徐々にスギナの勢力を弱らせていく長期戦の構えで挑むのが、芝生を守りながら勝つための秘訣です。

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カダン除草王などハイブリッド型

「液剤ですぐに枯らしたいし、その後の予防もしたい。でも、あれこれ買い揃えて混ぜたりするのは面倒くさい!」という、効率重視の家庭菜園ユーザーや初心者さんにおすすめしたいのが、液剤の「速効性」と粒剤(土壌処理剤)の「持続性」を併せ持ったハイブリッド型の商品です。「カダン除草王」や「ネコソギトップW」といったシャワータイプの製品がこれに該当します。

このタイプの除草剤には、グリホサートのように葉から入って根まで枯らす成分と、ブロマシルのように土に残って発芽を抑える成分の両方がバランスよく配合されています。つまり、今生えている厄介なスギナを葉っぱから攻撃して枯らしつつ、同時に土壌に浸透した成分が地下茎からの再生や新たな雑草の発芽を数ヶ月間ブロックしてくれるのです。まさに「一石二鳥」の効果が期待できる、家庭用としては最強クラスの利便性を持った製品と言えるでしょう。

タイプ特徴おすすめのユーザー
茎葉処理型葉から吸収。根まで枯らすが予防効果なし。今ある草を枯らしたい人。植栽の近くでピンポイントに使いたい人。
土壌処理型根から吸収。予防効果が長いが即効性は低い。草むしりの手間を省きたい人。駐車場などの管理に。
ハイブリッド型即効性+持続性。両方の効果を持つ。面倒なことはしたくない人。確実な効果を手軽に得たい人。

ただし、土壌処理成分が含まれている以上、粒剤と同じように樹木の近くで使用すると薬害のリスクがあります。「シャワータイプだから液剤と同じだろう」と油断して、庭木の根元にジャバジャバかけてしまうと、後で取り返しのつかないことになるので、あくまで「植栽のない場所」での使用を心がけてくださいね。

サンフーロンなどジェネリック活用

スギナの根絶は一朝一夕にはいきません。しつこい地下茎を完全に叩くためには、春と秋、場合によっては翌年も…と、継続的な散布が必要になることが多いです。そうなると気になってくるのがコストですよね。毎回高価なブランド除草剤を買っていては、お財布が悲鳴を上げてしまいます。

そこで私が強くおすすめしたいのが、「ジェネリック除草剤」の活用です。医薬品にジェネリックがあるように、農薬・除草剤の世界にも、特許期間が切れた成分を使って他のメーカーが製造した、安価で高品質な製品が存在します。その代表格が「サンフーロン」です。

サンフーロンの主成分は、あの有名な「ラウンドアップ」の初代製品と同じグリホサート(イソプロピルアミン塩)です。つまり、雑草を枯らす基本的なメカニズムや能力は、オリジナルの製品とほぼ同等と考えて差し支えありません。それにもかかわらず、価格はずっと手頃に設定されています。ジェネリックだからといって効果が薄いわけではなく、農林水産省の登録もしっかり受けている信頼できる薬剤です。

広い敷地を管理している方や、スギナとの長期戦を覚悟している方にとって、コストパフォーマンスは「最強」の条件の一つです。ブランドにこだわらず、中身(成分)で選ぶ賢さを身につけることで、経済的な負担を減らしながら、納得いくまでスギナ対策を続けることができるようになりますよ。

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スギナ除草剤で最強の効果を出す散布術

スギナ除草剤で最強の効果を出す散布術

「最強の除草剤を買ってきたのに、ちっともスギナが枯れない!」という嘆きをよく耳にしますが、その原因の9割は、実は薬の性能ではなく「使い方」のミスにあります。私自身も最初は説明書を読み飛ばして自己流で散布し、何度も失敗しました。スギナはただでさえ難防除雑草と呼ばれる強敵です。漫然と撒くだけでは倒せません。ここからは、プロの造園業者や農家さんも実践している、薬剤のポテンシャルを100%引き出し、スギナを確実に仕留めるためのテクニックを詳しく解説していきます。

散布時期は春と秋がベスト

散布時期は春と秋がベスト

スギナを効率よく駆除するには、スギナの成長サイクル、いわゆる「生活リズム」に合わせて攻撃を仕掛けることが極めて重要です。敵が弱点を見せている時や、ダメージを負いやすいタイミングを狙い撃ちにするのが戦略の基本です。

春:成長のピークを叩く

まず狙うべきは、スギナが青々と茂る4月から6月頃の成長期です。この時期、スギナは光合成を活発に行い、どんどん栄養を作って体を大きくしようとしています。草丈が20cm〜30cmくらいに伸び揃ったタイミングでグリホサート系除草剤を散布すると、光合成で作られた栄養分と一緒に、たっぷりと薬剤成分が体内を巡り、地下茎へと運ばれていきます。葉っぱの面積が十分に広がっているため、薬液がかかる量も多くなり、吸収効率が良いのもこの時期の特徴です。

秋:根絶のためのラストチャンス

そして、意外と知られていないけれど「最強の狙い目」なのが、9月から10月頃の秋です。この時期、植物は冬の寒さに耐えるため、そして翌春に芽吹くためのエネルギーを、地上部から地下の根(貯蔵器官)へと急速に送り込みます。これを「転流」と言います。

この生理現象を利用しない手はありません。秋に除草剤を散布すると、植物自身がせっせと根に栄養を送る流れに乗って、除草剤の成分もスムーズに、かつ大量に地下茎の深部まで運ばれていくのです。春の散布で枯らしきれずに生き残った地下茎も、この秋の「追い討ち」で壊滅的なダメージを与えることができます。翌年の発生量を劇的に減らしたいなら、秋の散布は絶対にサボってはいけない重要なイベントだと覚えておいてください。

2月〜3月のツクシ対策は?

ちなみに、早春に出てくるツクシ(胞子茎)に対して除草剤を撒くのはあまり効果的ではありません。ツクシ自体は光合成をほとんど行わず、地下茎への物質移動も少ないため、薬をかけても根まで枯らす効果が薄いのです。この時期は、ツクシが胞子を飛ばして生息域を広げるのを防ぐため、見つけ次第手で摘み取るか、草刈りをしておく「物理的な封じ込め」に徹するのが正解です。

希釈倍率は高濃度設定が必須

グリホサート系の除草剤(原液タイプ)を使う時、ボトルの裏面にある説明書きを見て「一年生雑草は100倍、多年生雑草は50倍…」といった表記に迷ったことはありませんか?そして、「まあ、100倍くらいでいいか」と薄めに作っていませんか?はっきり言います。スギナ相手に100倍希釈では、ほとんどの場合「枯れません」。

スギナは、葉の表面積が小さく(針のような形状)、さらに表面が硬いクチクラ層で覆われているため、薬剤が付着しにくく、吸収されにくい構造をしています。そのため、一般的な雑草と同じ濃度で散布しても、致死量となる成分が体内に入りきらないのです。結果として、地上部が少し黄色くなるだけで、地下茎はピンピンしている…という「死んだふり」を許してしまいます。

スギナを確実に枯らすための推奨希釈倍率は、多くの製品で「25倍」という非常に高い濃度に設定されています。これは通常の雑草の4倍もの濃さです。例えば、水1リットルに対して除草剤を40mlも入れる計算になります。「こんなに濃くて大丈夫?もったいないのでは?」と不安になるかもしれませんが、薄い薬を何度も撒いて失敗する方が、時間も薬剤もよっぽど無駄にしてしまいます。ここケチらずに、メーカーが指定する「スギナ専用の倍率」を厳守して、一撃必殺を狙うのが最強のコストパフォーマンスにつながります。

(出典:日産化学『ラウンドアップマックスロード 製品情報』

展着剤を混ぜて浸透力を高める

「高濃度にしたのに、まだ枯れにくい…」そんな時に見直してほしいのが、「展着剤(てんちゃくざい)」の有無です。先ほどもお話しした通り、スギナの体は水を弾く性質が強く、ただ水で薄めただけの除草剤をかけると、薬液が水玉になってコロコロと滑り落ちてしまいます。これではどんなに強い薬を使っても意味がありません。

そこで登場するのが展着剤です。これは料理で言うところの「つなぎ」や洗剤の「界面活性剤」のような働きをする補助剤で、薬液の表面張力を下げて、植物の表面にベタッと張り付かせる効果があります。スギナ対策においては、この展着剤を必ずブレンドしてください。

特に私がおすすめしたいのが、「機能性展着剤」と呼ばれる進化したタイプです。代表的な商品に「まくぴか」などがあります。これらはシリコン系の成分を含んでおり、驚異的な「濡れ広がり性」を持っています。スギナに一滴落ちただけで、じわーっと茎全体を包み込むように広がり、さらに気孔やクチクラ層の隙間から成分を速やかに浸透させてくれます。

展着剤のパワー

通常の展着剤でも効果はありますが、スギナのような難防除雑草にはシリコン系の機能性展着剤が「最強」の相棒となります。散布後、雨に強くなる(速乾性が高まる)というメリットもあるので、プロは必ずと言っていいほどこれらを混用しています。

雨の日は避け天候を確認して散布

雨の日は避け天候を確認して散布

茎葉処理型の除草剤にとって、散布後の天気は死活問題です。葉の表面についた薬剤が植物の中に吸収されるまでには、最低でも数時間、できれば丸一日の時間が必要です。もし散布した直後や数時間以内に雨が降ってしまうと、せっかく撒いた薬剤が雨水と一緒に地面に流れ落ちてしまい、全てが水の泡になってしまいます。

スギナは吸収が悪い植物なので、他の雑草よりもさらに長い「吸収タイム」を確保してあげるのが理想的です。散布計画を立てる際は、週間天気予報をしっかりとチェックし、「散布する日は晴れ、かつ翌日も雨が降らない予報」の日を狙ってください。

また、風の強さも重要です。風が強い日に散布すると、霧状になった薬剤が風に乗って飛散(ドリフト)し、隣家の庭木や育てている野菜にかかって枯らしてしまうトラブルの原因になります。風が穏やかで、日差しがあり、植物の活性が高まっている午前中などに散布するのが、効果を最大化するベストなタイミングと言えるでしょう。

塩や熱湯での駆除は絶対にNG

塩や熱湯での駆除は絶対にNG

インターネットやSNSを見ていると、「お家の塩で雑草が全滅!」「熱湯をかければイチコロ」といった裏技的な情報が流れてくることがあります。手軽で安全そうに見えるこれらの方法ですが、スギナ対策、特に家の敷地内での対策としては「絶対にやってはいけない最悪の選択肢」であると断言します。

塩(塩水)の危険性

「塩を撒けば草が生えなくなる」というのは事実ですが、その代償があまりにも大きすぎます。まず、塩分(塩化ナトリウム)はコンクリートを著しく劣化させます。基礎コンクリートに塩分が浸透すると、内部の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートを内側から破壊する「爆裂現象」を引き起こしたり、ヒビ割れの原因になったりします。雑草を枯らすために、大切なマイホームの寿命を縮めてしまっては本末転倒です。

さらに、塩は土の中で分解されません。一度撒いてしまうと、雨で流されない限りその場所に半永久的に残留します。つまり、その土地は「草も生えない代わりに、花も木も野菜も二度と育たない不毛の地」になってしまうのです。将来、「やっぱりここにお花を植えたいな」と思っても、土壌を全て入れ替えない限り不可能です。また、雨水に乗って塩分が流出し、隣の家の植木を枯らしたり畑に塩害を与えたりすれば、法的な責任を問われることさえあります。

熱湯の限界

熱湯も同様に推奨できません。確かにかけた瞬間の地上部は煮えて枯れますが、地中深くまで熱湯の熱が届くことはまずありません。地下茎は無傷のままなので、数日もすればまた元気に生えてきます。重いお湯を運ぶ労力や火傷のリスクに見合うだけの効果は、スギナに対しては全く期待できないのです。

スギナ対策の「これってどうなの?」よくある質問Q&A

スギナ対策の「これってどうなの?」よくある質問Q&A

スギナの除草剤について、私がよく聞かれることや、私自身が過去に疑問に思っていたことをQ&A形式でまとめてみました。「こんな時はどうすればいいの?」という時の参考にしてみてくださいね。

除草剤を撒いた後、ペットや子供を庭で遊ばせても大丈夫ですか?

基本的には「完全に乾いてから」なら大丈夫とされていますが、念には念を入れることをおすすめします。

グリホサート系などの多くの除草剤は、土に落ちるとすぐに分解されたり、成分が吸着されて無害化したりする性質を持っています。メーカーの公式サイトでも「散布液が乾けば、ペットや子供が立ち入っても問題ない」と案内されていることがほとんどです。

ただ、私個人の意見としては、散布当日はお庭に入らないようにして、翌日以降、完全に乾いたことを確認してから遊ばせるのが安心かなと思います。特にワンちゃんや猫ちゃんは草を舐めたり食べてしまったりすることもあるので、心配な場合は「ペットに安心」と謳われている食品成分由来の除草剤を選ぶのも一つの手ですね(ただし、スギナへの効果は少し落ちるかもしれませんが…)。

スギナが伸びすぎているので、草刈りをしてから除草剤を撒いてもいいですか?

ストップ!それは一番やってはいけない「もったいない」行動です!

お気持ちはすごく分かります。ボウボウだと撒きにくいですよね。でも、グリホサート系の除草剤は「葉っぱから吸収されて根っこに行く」という性質があります。つまり、草刈りをして葉っぱをなくしてしまうと、薬の入り口を自分で捨ててしまうことになるんです。

スギナの丈が20cm〜30cmくらいある状態が、一番薬を吸収してくれる「ゴールデンタイム」です。見た目は悪いですが、そこをグッと我慢して、フサフサの状態の上からたっぷりと散布してくださいね。

Q. 散布した直後に雨が降ってきてしまいました。効果はなくなりますか?

A. 残念ながら、効果はかなり落ちてしまう可能性が高いです。

除草剤が葉っぱから吸収されるまでには、どうしても時間がかかります。一般的な除草剤だと、散布後6時間以内に雨が降ると成分が流れてしまうと言われています。「ラウンドアップマックスロード」のような高機能なものだと「散布後1時間で雨が降っても大丈夫」という製品もありますが、基本的には「流れてしまった」と考えておいた方がいいかもしれません。

数日経ってもスギナに変化(黄色くなるなど)が見られない場合は、晴れの日を狙って、もう一度規定の倍率で散布し直すのが確実なリカバリー方法です。

一度「最強」の除草剤を撒けば、もう二度とスギナは生えてきませんか?

悲しいですが、「永久に生えてこない」魔法の薬は存在しません。

スギナの地下茎は本当にしぶとく、地中深くに休眠している塊茎(カイケイ)などが生き残っていると、忘れた頃にまたひょっこり出てくることがあります。また、近所のスギナの胞子が飛んでくることも防げません。

ですが、今回ご紹介したような正しい方法(春と秋の2回攻撃など)を続ければ、地下茎の体力は確実に削られていきます。最初は庭一面だったスギナが、翌年は半分に、その次はチラホラと…という具合に、目に見えて減っていくはずです。「根絶」というよりは、「気にならないレベルまで管理する」という気持ちで、気長に付き合っていくのが精神衛生上も一番のコツかなと思います。

スギナ除草剤で最強の対策まとめ

スギナは確かに手強い相手ですが、決して勝てない敵ではありません。「最強」の除草剤とは、単一の商品名ではなく、正しい知識と戦略そのものです。

まずは、今の状況に合わせて適切な武器を選びましょう。根絶を目指すならグリホサート系、予防なら粒剤、芝生なら選択性除草剤です。そして何より大切なのが使い方のテクニックです。「スギナ専用の高濃度(25倍)」で希釈し、「機能性展着剤」を加え、「春と秋の晴れた日」に散布する。このルールを徹底するだけで、今まで何をやっても枯れなかったスギナが、嘘のように弱っていくのを実感できるはずです。

一度や二度の散布で諦めず、スギナの地下茎がエネルギーを使い果たすまで、粘り強く対策を続けてみてください。正しい方法で向き合えば、必ずスギナのいない、すっきりとした美しいお庭を取り戻すことができますよ。さあ、今度の晴れた週末から、スギナ根絶作戦を始めてみませんか?

※除草剤を使用する際は、必ず製品のラベルや説明書をよく読み、手袋やマスクなどの保護具を着用して、安全第一で作業を行ってください。

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