こんにちは。庭と暮らす、日々のこと、「ゆう」です。
庭木の剪定を自分でやってみたいけれど、初心者向けの本はどれなのか、図解だけで切る枝を判断できるのか、迷いますよね。剪定は道具の使い方だけでなく、樹種ごとの時期や基本のやり方を知らないと、花芽を落としたり、切りすぎで木を弱らせたりすることがあります。
この記事では、庭木剪定のおすすめ本を目的別に比較し、失敗しにくい選び方を整理しました。本で学べる忌み枝の見分け方、枯れる原因、必要な道具、自分で作業できる範囲まで紹介するので、最初の一冊を選びたい方にも役立つはずです。
写真やイラストの見やすさだけでなく、剪定時期や樹種別の情報まで確認し、あなたの庭木に合う本を探していきましょう。
- 初心者に合う庭木剪定本の選び方
- 図解や樹種数で比較したおすすめ本
- 剪定時期と失敗しにくい切り方
- 自分で切れる範囲と業者依頼の目安
庭木剪定のおすすめ本を目的別に比較

庭木の剪定本は、どれも同じように見えて、実は得意分野が違います。基本を一から学べる本、樹種別にすぐ調べられる本、雑木の庭や株立ち樹形に強い本など、目的に合わせて選ぶのが近道です。まずは、初心者が失敗しにくい選び方と、代表的な本の特徴を見ていきます。
初心者向け剪定本の選び方
初めて剪定本を買うなら、最初に確認したいのは自宅の庭木が掲載されているかです。どれだけ評判のよい本でも、モミジを切りたいのに生け垣中心の内容では、知りたい情報にたどり着けません。庭にある木の名前を書き出し、巻末の索引や出版社が公開している目次を確認すると選びやすいですよ。
次に大切なのが、切る前と切った後の姿が見えることです。剪定は文章だけで理解するのが難しく、枝の向き、付け根、残す芽の位置などを空間的に判断します。初心者には、完成写真だけでなく、切る枝が色分けされたイラストや剪定前後の比較図がある本がおすすめです。
また、樹種別ページだけでなく、冒頭に剪定の目的、忌み枝、道具、安全な切り方がまとまっているかも確認したいところ。樹木の名前からページを引くだけでは、別の木に応用できる基本が身につきにくいからです。

最初の一冊で確認したいポイント
- 自宅の庭木が掲載されている
- 切る枝と残す枝が図解されている
- 月別の剪定時期がわかる
- 花芽や強剪定の注意点がある
- 道具と安全対策まで解説されている
一冊で基礎から全樹種まで完璧にまかなう必要はありません。最初は図解が見やすい総合本を一冊選び、難しい樹種だけ専用本や動画で補う方が、情報を探しやすくなります。購入前に図書館や書店で、実際の紙面サイズ、イラストの見え方、索引の引きやすさを確認する方法もあります。
本の発行年も一応見ておきましょう。古い本にも剪定の基本を丁寧に扱った良書はありますが、近年は猛暑への対応や株立ち樹形の管理など、以前より重視される内容が増えています。基本技術は定番書、気候や庭のトレンドは新しい本という組み合わせも使いやすいかなと思います。
これから庭木を増やす予定があり、将来の剪定負担を抑えたい場合は、大きくならない庭木の種類と選び方もあわせて確認しておくと、管理しやすい庭づくりにつながります。
図解で学べるおすすめ入門書
初心者が一冊目を選ぶなら、私は「読んで理解する本」よりも「庭木の前で開いて判断できる本」を優先します。候補になる本を、向いている人と合わせて整理しました。

| 書籍名 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| はじめてでも美しく仕上がる 庭木・花木の剪定 | イラスト中心で切る位置を追いやすく、小さな庭で美しく保つ考え方も学べる | 初めてハサミを入れる人 |
| 最新版 イラスト もう迷わない 庭木の剪定 基本とコツ | 88種を掲載し、定番から比較的珍しい樹種まで調べやすい | 複数の庭木をまとめて管理したい人 |
| 一番よくわかる 庭木の剪定 | 落葉樹、常緑樹、針葉樹に分け、花芽を残す切り方も確認しやすい | 花木を枯らしたくない人 |
| ひと目でわかる! 庭木の剪定 | 基本剪定と刈り込み剪定に整理され、剪定前後を写真とリアルイラストで確認できる | 情報量より見やすさを重視する人 |
| NHK趣味の園芸 増補版 切るナビ! 庭木の剪定がわかる本 | 株立ち樹形、木を小さく保つ剪定、暑さ対策まで扱う | 雑木の庭や近年の猛暑が気になる人 |
| いちばんわかりやすい 庭木の手入れと剪定 | 樹形、時期、刈り込み強度、花芽、病害虫対策を幅広く扱う | 剪定と日常管理を一冊で調べたい人 |
| 庭木の剪定コツとタブー | やってはいけない切り方を軸に、失敗を避ける考え方を学べる | 切りすぎが不安な人 |
西東社の「はじめてでも美しく仕上がる 庭木・花木の剪定」は、いつ、どこを、どう切るかをイラストで確認しやすい入門書です。家の光協会の「庭木の剪定 基本とコツ」は、2024年の改訂版で88種を掲載しているため、樹種を幅広く調べたい人と相性がよいでしょう。
一方で、比較的新しい本を選ぶなら「NHK趣味の園芸 増補版 切るナビ!」や「いちばんわかりやすい 庭木の手入れと剪定」が候補になります。前者は2025年版で株立ち樹形と暑さ対策を増補し、後者は2026年発行で剪定カレンダーや花芽の残し方まで扱っています。(出典:NHK出版「NHK趣味の園芸 増補版 切るナビ! 庭木の剪定がわかる本」)
書籍の価格、在庫、電子版の有無は変わる場合があります。購入前に出版社や販売店の公式サイトで最新情報を確認してください。
樹種別に調べやすい剪定本
庭木が何種類もある場合は、掲載樹種の多さだけでなく、索引の使いやすさが重要です。作業中に知りたいのは長い理論ではなく、「この木は何月に、どの枝を切るのか」という答えですよね。
掲載数で選ぶなら、88種を扱う「最新版 イラスト もう迷わない 庭木の剪定 基本とコツ」、101種を写真で追える「はじめての庭木・花木の剪定と手入れ」、80種を基本剪定と刈り込み剪定に整理した「ひと目でわかる! 庭木の剪定」が候補です。
ただし、樹種数が多いほど一種あたりの説明は短くなる傾向があります。モミジ、アジサイ、ウメ、マツなど、失敗したくない特定の木があるなら、総合本に加えて、その樹種だけを扱った栽培本を使う方法もあります。花芽のつく位置や枝の更新方法は、木によってかなり違うためです。
樹種別ページで見る項目
- 強剪定と軽剪定の時期
- 花芽がつく枝と時期
- 自然樹形と仕立て方
- 切り戻しと間引きの使い分け
- 剪定後に出やすい枝の特徴
庭木の名前がわからない場合は、葉、樹皮、花、実から調べられる樹木図鑑も役立ちます。樹種を間違えると適期や切り方までずれるので、名前が曖昧なまま強く切らないことが大切です。
雑木の庭と株立ちに強い本
アオダモ、ヤマボウシ、シマトネリコなどを自然な雰囲気で育てたいなら、従来の刈り込み中心の本より、雑木の庭や株立ち樹形を扱う本が合います。株立ちは根元から複数の幹が伸びるため、一本立ちの木と同じ感覚で枝を落とすと、全体のバランスが崩れやすいです。
この目的では「NHK趣味の園芸 増補版 切るナビ! 庭木の剪定がわかる本」が有力です。増補版では雑木類の剪定が新たに扱われ、木を小さく保つ剪定や、近年の暑さへの対応も確認できます。「庭全体が美しく見える 剪定の本」も、一本の木を作り込むより、家と庭のボリュームを自然に整えたい人に向いています。
株立ちで意識したいのは、枝先を一律に切りそろえるのではなく、混み合う枝を付け根から抜くことです。内向き枝、交差枝、重なり枝を少しずつ外すと、幹の線が見え、軽やかな姿を保ちやすくなります。
株立ちは一度に幹や太枝を減らしすぎないことが大切です。細い幹が多い樹形は、数本を切っただけでも見た目と日当たりが大きく変わります。迷う場合は一方向から決めず、庭を回りながら少しずつ確認しましょう。
自然風の剪定は、何も切らないことではありません。不要枝を抜き、残す枝の流れを見せる作業です。完成形を丸くそろえるのではなく、「風が抜けて、幹が少し見える状態」を目安にすると考えやすいですよ。剪定以外の維持費や落ち葉、虫への対策も含めて考えたい場合は、雑木の庭で後悔しやすい理由と維持管理のコツも参考にしてください。
動画やデジタル教材の活用法
本を読んでもハサミの角度や枝を落とす順番がわかりにくい場合は、動画やデジタル教材を組み合わせると理解しやすくなります。文章と静止画は自分のペースで確認できる反面、枝を持つ手、ノコギリを動かす方向、切った後の変化までは伝わりにくいからです。
玉崎弘志さん監修の「樹形式剪定教室」のように、画面上で枝を切る練習ができる教材は、実際の木を傷つけずに判断を繰り返せる点がメリットです。マツの剪定は、みどり摘み、もみあげ、切り戻しなど時期ごとの作業が異なるので、DVDや動画で手の動きを見る価値があります。
ただし、動画だけを見て同じ形にしようとするのは少し危険です。映っている木と自宅の木では、樹齢、日当たり、枝の量、前年までの剪定履歴が違います。本で樹木の性質と適期を確認し、動画で動作を補うという順番が安心です。
紙の本と電子書籍で迷うなら、庭で開きっぱなしにしやすいのは紙、樹種名を検索しやすいのは電子版です。汚れが気になる場合は、必要なページを事前に確認し、作業中は本を木の真下へ置かないようにします。落ちた枝や道具で傷めるだけでなく、足元の障害物になるためです。
動画を庭で見る場合は、作業前に停止して内容を確認しましょう。刃物を持ったままスマートフォンを操作したり、脚立の上で画面を見たりするのは避けてください。
庭木剪定のおすすめ本で学ぶ基本と実践

おすすめ本を選んだら、次は知識を実際の庭木に当てはめる段階です。ここでは、多くの剪定本に共通する基本として、剪定の目的、忌み枝、道具、時期、失敗例をまとめます。本を読む前の予備知識としても、作業前の確認用としても使ってください。
剪定の目的と忌み枝の見分け方
剪定の目的は、単に木を小さくすることではありません。主な目的は、樹形を整えること、日当たりと風通しを改善すること、花や実をつきやすくすること、病害虫や枝折れのリスクを減らすことです。目的が曖昧なまま切り始めると、必要な枝まで落としやすくなります。
初心者が最初に覚えたいのが、樹形や健康を損ねやすい忌み枝です。不要枝とも呼ばれ、まずこれらを間引くだけでも庭木はかなりすっきりします。

| 忌み枝 | 特徴 | 基本的な考え方 |
|---|---|---|
| 徒長枝 | 真上に勢いよく伸びる | 樹形を乱しやすいため付け根から間引く |
| ひこばえ | 根元や地中の根から出る | 株立ちにしない場合は根元から外す |
| 胴吹き枝 | 幹の途中から直接出る | 必要な場合を除き早めに外す |
| 交差枝・絡み枝 | 枝同士が交差し擦れ合う | 将来の枝の流れを見て片方を残す |
| 内向き枝 | 樹冠の内側へ向かう | 内部を混ませるため根元から間引く |
| 並行枝・重なり枝 | 同じ方向へ近接して伸びる | 位置と勢いを比べて片方を残す |
| 車枝 | 一か所から放射状に多数出る | 外向きの枝を少数残す |
| 下がり枝 | 不自然に下向きへ伸びる | 樹形を乱す場合は付け根から外す |
切る順番は、枯れ枝、折れ枝、病気が疑われる枝から始め、次に明らかな忌み枝へ進むと迷いにくいです。最後に全体を見て、高さや幅を調整します。最初から外形を丸く刈ると、内部の枝が混んだまま残りやすいので注意してください。
枝を付け根から切るときは、幹と枝の境目にある膨らみを深くえぐらないことも大切です。枝の途中を長く残すのも、幹ぎりぎりに平らに削るのも避け、枝の付け根の構造を守るように切ります。
初心者が揃える剪定道具
庭木の剪定は、一本のハサミですべて済ませようとすると失敗しやすくなります。枝の太さに合わない刃物を使うと、切り口がつぶれたり、手に余計な力がかかったりするからです。まずは剪定バサミと剪定ノコギリを基本に、庭の状況に合わせて追加するとよいでしょう。

| 道具 | 太さの目安 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 植木バサミ | 直径1cm以下 | 細枝や柔らかい枝の仕上げ |
| 剪定バサミ | 直径1.5〜2cm程度 | 生木の一般的な剪定 |
| 刈り込みバサミ | 細い枝葉 | 生け垣や面をそろえる作業 |
| 太枝切りバサミ | 直径2〜5cm程度 | 柄の力で比較的太い枝を切る |
| 剪定ノコギリ | 直径2.5cm以上 | ハサミで無理に切れない太枝 |
| 高枝切りバサミ | 製品仕様による | 地上から届く範囲の高い枝 |
数値はあくまで一般的な目安で、切断能力は製品、樹種、枝の硬さによって変わります。剪定バサミで握り切れない枝を、両手でねじるように切るのは危険です。刃が食い込んで止まったら、太枝切りバサミや剪定ノコギリへ替えましょう。
保護具としては、長袖、長ズボン、滑りにくい靴、保護メガネ、作業用手袋を用意します。トゲのある木や硬い枝を扱うなら、耐切創性を確認した手袋が安心です。高所作業では平地用の四脚脚立より、庭の凹凸に対応しやすい園芸用三脚が使われますが、設置方法を誤ると転倒します。
脚立の天板や最上段には乗らないでください。一人での高所作業、斜面、ぬかるみ、強風時の剪定も避けます。製品ごとの使用方法と耐荷重を確認し、安全に不安がある場合は作業を中止しましょう。(出典:厚生労働省「作業時の注意点(足場、脚立等)」)
作業後は樹液や汚れを落とし、乾燥させてから保管します。刃にベタつきが残る場合は、剪定バサミについたヤニの落とし方も参考にしてください。刃物の手入れ方法は製品によって異なるため、砥石や耐水ペーパーを使う前に取扱説明書を確認してください。病気が疑われる枝を切った後は、別の木へ移る前に刃を清潔にしておくと安心です。
庭木別の剪定時期とカレンダー
剪定で最も迷いやすいのが時期です。大きく分けると、落葉樹は葉を落とした休眠期、常緑樹は寒さが緩んで新芽が動く前後、花木は花後が基本になります。ただし、樹種、地域、気温、樹勢によって適期は前後するため、本の樹種別ページで確認してください。

| 分類 | 代表例 | 強めの剪定の目安 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|
| 落葉広葉樹 | モミジ、アオダモ、ハナミズキ | 11月下旬〜2月ごろ | 芽吹き直前は樹液が出やすい木がある |
| 常緑広葉樹 | オリーブ、キンモクセイ、ツバキ | 3月下旬〜6月ごろ | 厳冬期の強剪定を避ける |
| 常緑針葉樹 | マツ、スギ、ヒノキ、コニファー | 3月〜4月、または秋 | 葉のない位置まで切り込まない |
| 花木 | アジサイ、ツツジ、サツキ、ウメ | 花後を基本に樹種別判断 | 翌年の花芽形成前に終える |
落葉樹の冬季剪定は、枝の骨格を見やすく、太枝を整理しやすい時期です。一方、6月から7月上旬ごろの軽剪定は、春に伸びた枝を間引き、風通しを確保する目的で行います。ここで大切なのは、夏に葉を減らしすぎないことです。
近年の猛暑では、葉が幹を日差しから守り、蒸散によって樹体の温度調節にも関わります。7月下旬から9月ごろの高温期に強く切ると、幹焼けや水分バランスの悪化につながる可能性があります。夏は伸びた枝を少し整える程度にし、大きく小さくする剪定は適期まで待つのが無難です。
同じ樹種でも、北海道と九州、日なたと日陰では芽の動く時期が違います。カレンダーは日付どおりに切る表ではなく、木の状態を観察するための目安として使いましょう。
失敗しない切り方と枯れる原因
剪定後に木が弱る原因として多いのは、切りすぎ、時期の間違い、枝の切り残し、葉のない部分までの切り込みです。初心者ほど「せっかくなら一度で小さくしたい」と思いがちですが、強剪定は翌年以降の枝ぶりまで変えます。
一度に落とす枝葉は、木全体の3分の1以内が一つの目安として挙げられます。ただし、これはどの木にも安全を保証する数字ではありません。弱っている木、植え付け直後の木、常緑樹、針葉樹では、さらに控えめな判断が必要です。

大量の枝葉を失うと、光合成できる面積が減り、木は危機に反応して徒長枝を多数出すことがあります。すると翌年は以前より枝が暴れ、また強く切りたくなる悪循環に入りがちです。高さを大きく下げたい場合は、数年に分けて段階的に行う方が樹形を保ちやすいですよ。
太枝を途中で長く残す寸胴切りも避けたいところです。残った部分が枯れ込み、腐朽が内部へ進む原因になる場合があります。反対に、幹の表面までえぐるように切ると、傷口をふさぐ働きを妨げます。付け根の膨らみを見ながら、枝側で適切に切ることが大切です。
コニファーなどの針葉樹は、緑の葉が残らない位置まで深く切ると芽吹かないことがあります。外側の緑を残して整え、茶色い内部を露出させないようにしましょう。コニファーを庭に植えている方は、品種ごとの剪定時期と管理の注意点も確認しておくと安心です。
剪定以外では、水不足、過湿による根腐れ、踏み固められた土、室外機の熱風、病害虫なども枯れ込みの原因になります。葉が茶色くなる、枝先から乾く、樹皮が浮くといった変化が出たら、剪定だけで解決しようとせず、根元の土や幹も確認してください。
幹や太枝の腐朽、カミキリムシの食害、大きな空洞が疑われる場合は、見た目だけで安全性を判断できません。倒木や落枝のおそれがあるため、樹木医、造園業者などの専門家へ相談することをおすすめします。
DIYの限界と業者の選び方
本を読んで基本がわかるほど、「ここから先は自分でやらない方がよい」と判断できるようになります。これは失敗ではなく、安全な庭管理に必要な知識です。
目安として、脚立の高い位置へ上がらないと届かない木、3mを超える高木、太枝が建物や道路側へ張り出している木、電線や引き込み線に近い木は、プロへの依頼を検討してください。枯れ枝が多い木や幹が傾いている木も、切った瞬間に重心が変わることがあります。

電線に触れている枝は、自分で切らず、電力会社や専門業者へ連絡してください。感電や停電につながる危険があります。道路使用や近隣への影響がある作業も、事前確認が必要です。
業者選びでは、安さだけでなく、作業範囲、枝葉の処分、追加料金、損害賠償保険、施工後の清掃まで確認します。電話や写真だけで決めず、できれば現地を見てもらい、剪定する枝と残す枝を一緒に確認すると行き違いを減らせます。
- 見積書に木の本数と作業内容が書かれているか
- 枝葉の運搬と処分費が含まれているか
- 高所作業や重機の追加費用が明確か
- 希望する樹形を具体的に共有できるか
- 作業中の事故や物損への備えがあるか
全国対応の紹介サービスや一括見積もりは、地域の業者を探す入口として便利ですが、加盟店や担当者によって対応が異なる場合があります。料金、対応地域、保証内容、キャンセル条件などの正確な情報は、各サービスの公式サイトをご確認ください。
最終的な判断は、現地の状態を確認できる造園業者や樹木医などの専門家にご相談ください。特に高木、枯損木、電線付近の木は、費用より安全を優先したいところです。
庭木剪定の本に関するよくある質問
- 初心者が最初に買うなら、どの剪定本がおすすめですか?
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最初の一冊なら、切る枝と残す枝がイラストで色分けされ、剪定前後を見比べられる本がおすすめです。正直、文章が詳しい本よりも、庭木の前で開いた瞬間に判断できる本の方が出番は多いですね。私なら、まず図解中心の総合本を一冊選び、自宅にある庭木が索引に掲載されているかを確認します。
- 剪定本は一冊あれば十分ですか?
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一般的な庭木の軽い剪定なら、見やすい総合本が一冊あれば始められます。ただ、マツのように独特な作業がある木や、花芽を切ると翌年咲かなくなる花木は、専用本や動画も併用した方が安心ですね。正直、何冊も一度に買うと情報を追いきれないので、私は総合本で基本を覚えてから、必要な樹種だけ買い足す方法が使いやすいと思います。
- 写真とイラストでは、どちらがわかりやすいですか?
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初心者には、写真だけよりもイラストが多い本の方がわかりやすいことがあります。写真は実際の姿を確認できる反面、枝が重なって切る位置を見失いやすいんですよね。私なら、基本は色分けされたイラストで覚え、仕上がりの雰囲気を写真で確認できる本を選びます。両方載っている本が、ぶっちゃけ一番使いやすいです。
- 古い剪定本でも基本は学べますか?
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忌み枝の見分け方や道具の使い方など、剪定の基本は古い本でも十分学べます。ただし、近年は猛暑が続き、夏に枝葉を減らしすぎない管理も重視されています。株立ちの庭木やナチュラルガーデンなど、庭の流行も変わっていますね。私なら、定番の古い本だけで判断せず、新しい本や出版社の最新情報も一度確認します。
- 本を見ながらなら太い枝も自分で切れますか?
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本で切り方がわかっても、太い枝の重さや落ちる方向まで安全にコントロールできるとは限りません。特に脚立が必要な高さ、建物や道路側へ伸びた枝、電線に近い枝は、正直、自分で無理をしない方がいいですね。枝の太さや木の高さに関する数値は、あくまで一般的な目安です。少しでも怖いと感じたら作業を止め、最終的な判断は造園業者や樹木医などの専門家にご相談ください。
- 剪定で切りすぎたら木は枯れますか?
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一度切りすぎただけで必ず枯れるわけではありませんが、樹種や時期、木の体力によっては大きな負担になります。葉を大量に失うと光合成が減り、徒長枝が一気に伸びて樹形が乱れることもあります。正直、迷った枝は残しておくくらいでちょうどいいですね。弱った木や枯れ込みが見られる木は追加で切らず、専門家に状態を見てもらうのが安心です。
- 紙の本と電子書籍ならどちらがおすすめですか?
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庭でページを開いたまま使うなら紙の本、樹種名をすぐ検索したいなら電子書籍が便利です。私は作業前の下調べには電子版も使いやすいと思いますが、剪定中にスマートフォンを何度も触るのは避けたいですね。刃物を置いてから確認する手間を考えると、実作業では紙の本の方が落ち着いて見られます。
- 本に書かれた剪定時期どおりに切れば大丈夫ですか?
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本の剪定カレンダーは便利ですが、地域、気温、日当たり、木の状態によって適期は前後します。あくまで一般的な目安として使い、芽の動きや花後の状態も確認したいところです。正直、日付だけを信じて切るより、迷ったら少し待つ方が失敗は減ります。書籍の改訂情報や商品の仕様など、正確な情報は出版社やメーカーの公式サイトをご確認ください。
庭木剪定のおすすめ本まとめ
庭木剪定のおすすめ本は、評判だけで決めるより、庭にある樹種と学びたい内容で選ぶのが正解です。初めてなら、切る枝がイラストで示され、剪定前後を比較できる本が使いやすいでしょう。複数の庭木がある場合は、掲載樹種数と索引、剪定カレンダーも確認してください。
迷ったときの選び方をまとめると、図解のわかりやすさなら「はじめてでも美しく仕上がる 庭木・花木の剪定」、樹種の幅なら「最新版 イラスト もう迷わない 庭木の剪定 基本とコツ」、株立ちや猛暑対策なら「NHK趣味の園芸 増補版 切るナビ!」が候補になります。剪定と普段の手入れを一冊で確認したい人には「いちばんわかりやすい 庭木の手入れと剪定」も選びやすいです。
本選びで最優先すること
あなたの庭木が掲載され、適期、切る枝、残す枝、花芽の位置まで確認できることです。最初から完璧な形を目指さず、枯れ枝と明らかな忌み枝を少しずつ外すところから始めましょう。
剪定は、切った枝を元に戻せません。わからない枝を残す判断も立派な管理です。本で確認しても不安が消えない太枝や高木は無理をせず、専門家の力を借りながら、庭木と長く付き合っていきましょう。

